にん‐でん【人天】
《「にんてん」とも》仏語。人間界の人と、天上界の神。人間界と天上界。じんてん。
にん‐とう【人頭】
人数。あたまかず。じんとう。
にん‐どう【人道】
1 仏語。六道の一。人間の世界。人界(にんかい)。 2 ⇒じんどう(人道)
にん‐にち【人日】
作業者の手間を数える語。ある仕事に1日(ふつう8時間)を要する人員数で表す。人件費の見積りなどに用いられ、5人で3日かかる仕事は15人日となる。「20—として見積もる」「—計算」→人工(にんく)...
にん‐にょう【人繞】
漢字の繞(にょう)の一。「元」「充」「児」などの「儿」の称。人足(ひとあし)。
にん‐にん【人人】
各人。めいめい。「是れは全く—の貧富に由ることにして」〈福沢・福翁百話〉
にん‐のう【人皇】
《「にんおう」の連声(れんじょう)》神代と区別して神武天皇以後の天皇。じんこう。
にん‐ぴにん【人非人】
1 人道に外れた行いをする者。ひとでなし。 2 インドの俗神、緊那羅(きんなら)の通称。その姿が人に似て人ではないのでいう。
にん‐ぷ【人夫】
《古くは「にんぶ」》 1 力仕事に従事する労働者。 2 昔、公役に徴用された人民。夫役(ぶやく)を課せられた人民。
にん‐べつ【人別】
1 人ごとにすること。人ごとに割り当てること。「—に分配する」 2 「人別帳」の略。