ひと‐ぜり【人競り】
人がひしめき合うこと。人ごみ。「七、八町行ったれど、あんまり—」〈浄・油地獄〉
ひと‐そばえ【人戯え】
人に甘えたわむれること。他人の好意を期待すること。「口で言へば—、先立って埒(らち)明けうと」〈浄・丹波与作〉
ひと‐ぞく【ヒト族】
霊長目ヒト科ヒト亜科を構成する族の一つ。ヒト亜族とチンパンジー亜族に分かれる。630万年〜680万年前にゴリラとの共通の祖先から分岐したと推定される。 [補説]ヒト亜族にはヒト属のほかにチンパン...
ひと‐ぞろえ【人揃え】
ある物事をするのに必要な人数をそろえること。
ひと‐たがえ【人違へ】
「ひとちがい」に同じ。「下衆(げす)の身を知らせ給ふべき京人よ。—にや侍らむとて」〈源・玉鬘〉
ひと‐たけ【人長】
《「ひとだけ」とも》人の身長に等しい高さ。等身大。「—ほどもあるトロフィー」
ひと‐たらし【人誑し】
1 多くの人々に好かれること。また、その人。 2 人をだますこと。また、その人。「これぞ都の—ぞかし」〈浮・一代男・一〉
ひと‐だか・い【人高い】
[形][文]ひとだか・し[ク]人出が多いさま。大勢が集まっているさま。「中の丁の—・い所にて」〈黄・艶気樺焼〉
ひと‐だかり【人集り】
[名](スル)人が群がり集まること。また、その人々。「黒山のような—」
ひと‐だすけ【人助け】
困っている人を救うこと。また、そのような行い。「—だと思って引き受ける」