なんぽう‐しんどう【南方振動】
南太平洋の東部とインドネシア付近において見られる海面気圧の変動。一方が高くなると、もう一方が低くなるという相関が見られる。エルニーニョと連動して変動することが知られるテレコネクションの一つであり...
なん‐よう【南洋】
1 日本の南方、特に太平洋の赤道付近の海洋とその洋上にある島々の総称。第二次大戦後はほとんど用いられない呼称。 2 清末の中国で、江蘇省以南の沿海諸省の総称。
ニオコロコバ‐こくりつこうえん【ニオコロコバ国立公園】
《Niokolo-Koba》セネガル南東部、ギニアとの国境付近に広がる国立公園。園内を流れるガンビア川、支流のニオコロコバ川・クルントゥ川が蛇行を繰り返し、一帯の森林や草原を潤す。1981年に世...
にきた‐つ【熟田津】
《「にきたづ」とも》愛媛県松山市の道後温泉付近にあった船着き場。[歌枕]「—に舟乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな」〈万・八〉
にしき‐がわ【錦川】
山口県東部を流れる川。島根県との境にある莇ヶ岳(あざみがたけ)付近に源を発し、岩国市で錦帯橋の下を流れて広島湾に注ぐ。岩国川。長さ110キロ。
にし‐の‐しま【西之島】
東京都、小笠原諸島にある無人島。父島の西約130キロメートルに位置する。平成23年(2011)「小笠原諸島」の名で世界遺産(自然遺産)に登録。 [補説]付近海底ではたびたび噴火が起こっている。昭...
にじゅうはっ‐しゅく【二十八宿】
1 古代中国で、月・太陽などの位置を示すために、赤道・黄道(こうどう)付近で天球を28に区分し、それぞれを一つの宿としたもの。月はおよそ1日に一宿ずつ動く。 [補説]角(かく)(すぼし)・亢(こ...
にっぱし‐がわ【日橋川】
福島県西部を流れる川。猪苗代湖北西部の銚子(ちょうし)ノ口付近から流れ出し、会津盆地中央部の喜多方市で阿賀川に合流する。長さ約25キロ。猪苗代湖から流出する唯一の川。
にほん‐ライン【日本ライン】
木曽川中流の渓谷の称。岐阜県可児(かに)市今渡(いまわたり)から愛知県の犬山城付近に至り、長さ13キロ。ドイツのライン川に似ているというので、大正時代に地理学者志賀重昂(しがしげたか)が命名。舟...
にまい‐げり【二枚蹴り】
相撲のきまり手の一。四つに組み、少し相手を浮かしぎみの体勢から、差し手の側の足裏で相手のくるぶし付近を払い上げて倒す技。