ふし‐かね【付子鉄漿】
五倍子(ふし)の粉を鉄汁に浸して作った黒色の染料。また、その色。お歯黒などに用いた。
ふしかね‐ぞめ【付子鉄漿染(め)】
付子鉄漿で染めること。また、付子鉄漿で染めたもの。
ふし‐だに【虫癭蜱/付子蜱/五倍子蜱】
フシダニ科のダニの総称。体は蛆虫(うじむし)形で、淡黄色から橙(だいだい)色をし、足が二対しかない。種々の植物に寄生し、葉を枯らしたり虫瘤(むしこぶ)を作ったりする。
ふし‐むし【五倍子虫】
1 五倍子を作るアブラムシの総称。ヌルデノミミフシなど。 2 広く、虫癭(ちゅうえい)(虫こぶ)を作る昆虫の総称。イスノキにつくイスノフシアブラムシ、クヌギにつくクヌギノイガタマバチなど。
ふ‐しんぱん【付審判】
公務員の職権濫用罪などについて告訴・告発をした者が、検察官の不起訴処分に不服があるときに、事件を地方裁判所の審判に付することを請求できる制度。準起訴手続。
ふじゅう‐けいやく【付従契約】
⇒付合契約(ふごうけいやく)
ふ・す【付す/附す】
[動サ五]「ふ(付)する」(サ変)の五段化。「一笑に—・される」 [動サ変]「ふ(付)する」の文語形。
ふ・する【付する/附する】
[動サ変][文]ふ・す[サ変] 1 ついてゆく。従う。「驥尾(きび)に—・する」 2 添える。つけ加える。「履歴書に顔写真を—・する」 3 与える。交付する。「修了証書を—・する」 4 まかせる...
ふ‐ず【付図/附図】
本文などに添えられた地図や図表。
ふ‐ずい【付随/附随】
[名](スル)ある物事が他の物事につき従っていること。「計画に—する問題」