しょう‐れい【省令】
各省大臣が、主任の事務について発する命令。執行命令と委任命令とがある。
しょくむ‐めいれい【職務命令】
上司が部下の公務員に対して職務を指揮するために発する命令。訓令・通達のほか、口頭による命令など。
しょっけん‐めいれい【職権命令】
明治憲法下で、法律や勅令に基づいて行政機関が発した省令などの命令。
し‐れい【使令】
[名](スル) 1 指図して使うこと。「吾輩こそ、これ等を降伏し—するの主人なれ」〈中村訳・西国立志編〉 2 使われる人。召し使い。
し‐れい【司令】
[名](スル) 1 軍隊や艦隊、また、消防などで、ある部署を指揮すること。また、その人。 2 海軍や海上自衛隊で、一隊を指揮する職。また、その職にある者。
し‐れい【指令】
[名](スル) 1 指揮・命令すること。また、その命令。「撤退を—する」 2 行政官庁などで、上級の機関から下級の機関に出す通達・命令。
しんすいきゅうよ‐れい【薪水給与令】
天保13年(1842)に発布された江戸幕府の法令。モリソン号事件や、アヘン戦争の清国敗戦により、それまでの異国船打払令を緩和して、来航した外国船に薪水・食料を与えて退去させることにしたもの。
しんとう‐しれい【神道指令】
昭和20年(1945)GHQが日本政府に対して発した覚書。国家神道の廃止、政治と宗教の徹底的分離、神社神道の民間宗教としての存続などを指示した。
しんぶん‐じれい【新聞辞令】
官吏や団体・企業の幹部などの任免について、発令以前に新聞が憶測あるいは推断してそれを報じること。特に、うわさだけで実際には辞令が出なかった場合などにいう。
しん‐れい【新令】
新しく出された法令や命令。「廃刀其他の—の出るを快よしとせざるより」〈染崎延房・近世紀聞〉