げ
「け」の濁音。軟口蓋の有声破裂子音[ɡ]と母音[e]とから成る音節。[ɡe]ただし、現代語においては、一般に語頭以外では鼻音の頭音をもつ[ŋe]となる。これを鼻濁音の「げ」ともいう。
げい‐めい【芸名】
芸能人が職業上もちいる本名以外の名。
げ‐がく【外学】
仏語。仏教以外の学問。⇔内学。
げき‐ぶつ【劇物】
劇薬と同程度の毒性をもつ、医薬品以外の物質。厚生労働大臣が指定し、取り扱いは毒物および劇物取締法で規定される。メタノール・二硫化炭素・発煙硫酸など。
げ‐きょう【外教】
仏教で、儒教・道教など、仏教以外の教え。⇔内教。
げしゃく‐ばら【外戚腹/外借腹】
本妻以外の女の腹から生まれること。また、その生まれた子。めかけばら。妾腹(しょうふく)。「—の姫君、銀杏の前」〈浄・反魂香〉
げ‐てん【外典】
《古くは「げでん」》仏語。仏教以外の書籍。外書(げしょ)。⇔内典。
げ‐どう【外道】
1 仏語。仏教の信者からみて、仏教以外の教え。また、それを信じる者。⇔内道。 2 道理に背く考え。また、その考えをもつ者。邪道。 3 災いをなすもの。悪魔。また、邪悪な相をした仮面。「—の面」 ...
げ‐ほう【外法】
1 仏語。仏法以外の教法。仏教以外の思想や宗教。外道(げどう)。⇔内法。 2 人の髑髏(どくろ)を用いて行う妖術。外術(げじゅつ)。 3 「外法頭」の略。
げんご‐きごう【言語記号】
言語を構成する記号。社会的に決められた音と意味との二面からなる。ただし、この二面の関係は、本質的に恣意(しい)的であること、時間の流れの中ではじめて実現することなど、言語以外の記号とは異なる特質...