かい・する【介する】
[動サ変][文]かい・す[サ変] 1 両者の間に立てる。仲立ちとする。「人を—・して頼む」 2 (「意に介する」の形で)心に留めて心配する。気にかける。「少しも意に—・する必要はない」
かちょう‐の‐つかい【花鳥の使ひ】
《唐の玄宗が天下の美女を選ぶために遣わした使者をさす名称から》男女の仲立ちをする使い。恋の仲立ち。「好色の家には、これ(=和歌)をもちて—とし」〈古今・真名序〉
かんしょう‐ざい【緩衝材】
1 物どうしがぶつかり合う際の衝撃を緩和するための材料。紙・布・ゴム・発泡スチロール・気泡緩衝材などが用いられる。 2 (比喩的に)対立する二者の間にあって仲立ちをするもの。
かんせつ‐かんせん【間接感染】
病原体が空気・水などを仲立ちにして感染すること。間接伝染。
くち‐い・る【口入る】
[動ラ下二] 1 口出しをする。「ともかくも—・るべきことならず」〈源・夕霧〉 2 周旋する。仲立ちをする。「しりにこのことに—・れたる人と乗せてやりつ」〈かげろふ・下〉
けいあん【桂庵/慶庵/慶安】
1 縁談や訴訟の仲立ちをする人。また、雇い人・奉公人の斡旋(あっせん)を職業とする人。口入れ屋。「銀子は或日また浅草の—を訪れた」〈秋声・縮図〉 2 お世辞。追従(ついしょう)。また、それを言う...
けっこん‐そうだんじょ【結婚相談所】
独身者どうしを引き合わせ、結婚の仲立ちをする所。民間企業が経営するもののほか、自治体などが設置するものもある。
しょう‐かい【紹介】
[名](スル) 1 未知の人どうしの間に入って引き合わせること。仲立ち。「知人の—で就職する」「友人を家族に—する」「自己—」 2 知られていない物事を世間に広く教え知らせること。「雑誌で—され...
じゅんかつ‐ゆ【潤滑油】
1 機械の接触部の摩擦を少なくするために用いる油。 2 物事が円滑に運ばれる仲立ちとなるもののたとえ。「労使間の—となる」
ちゅう‐じん【中人】
1 才能や能力などが中くらいの人。並の人。普通の人。「才気—に踰(こ)えずと雖(いえど)も」〈中村訳・西国立志編〉 2 身分や地位・財産などが中程度の人。「此国に在ては—以上の地位にある者なり」...