ずいがん‐じ【瑞巌寺】
宮城県宮城郡松島町にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は青竜山。承和5年(838)天台宗の円仁の創建で、延福寺と称したが、鎌倉時代に臨済宗となり円福寺と改めた。のち、伊達政宗が再興し、瑞巌円福寺とした...
ずいほう‐じ【瑞鳳寺】
宮城県仙台市にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は正宗山。開創は寛永11年(1634)、開山は清岳宗拙。伊達政宗の廟堂がある。
ずいほう‐でん【瑞鳳殿】
宮城県仙台市にある、伊達政宗をまつる霊廟。寛永14年(1637)の造営。太平洋戦争により焼失したが、昭和54年(1979)に再建された。
せんだい【仙台】
宮城県中央部の市。県庁所在地。指定都市。江戸時代は伊達(だて)氏の城下町として繁栄。東北地方の政治・経済・文化・交通の中心地。広瀬川が市街地を貫流し、河岸には東北大学や青葉城(仙台城)趾がある。...
せんだい‐ざさ【仙台笹】
紋所の「竹に雀(すずめ)」の俗称。仙台藩の伊達家の家紋であったところからいう。
せんだい‐じょう【仙台城】
宮城県仙台市にあった城。戦国時代は国分(こくぶん)氏の居城で、千代(せんだい)城と称した。慶長5年(1600)から同15年にかけて伊達政宗(だてまさむね)が修築完成し、明治維新まで伊達氏の居城と...
せんだい‐ひら【仙台平】
1 宮城県仙台地方で産する精巧な絹の袴地(はかまじ)。また、それで仕立てた男物の袴。元禄(1688〜1704)ごろ、仙台伊達藩主が西陣から織工を招いて始めたという。 2 男物袴地の総称。
たかはた【高畠】
山形県南東部、東置賜(ひがしおきたま)郡の地名。中世は伊達(だて)氏の城下町、近世は天領となった。洋ナシなどの産地。
竹(たけ)に雀(すずめ)
1 竹にスズメのいる図柄。日本画の画題。 2 取り合わせのよいことのたとえ。 3 紋所の名。笹竹(ささたけ)で丸を作り、その中にスズメが向き合っているもの。上杉氏・長尾氏・伊達氏などが用いた。
たて‐がみ【立(て)髪】
月代(さかやき)をそらずに長く伸ばした髪形。元禄(1688〜1704)ごろ、伊達男たちに好まれた。