じしんは‐トモグラフィー【地震波トモグラフィー】
地震波の伝播時間の差を利用して、地球内部の三次元構造を調べる手法。医療分野のCTやPETと同じ原理で内部構造(速度分布)を画像化する。この手法により、日本付近の太平洋プレートの沈み込みや、プルー...
じぞくてき‐かんせん【持続的感染】
1 インフルエンザウイルスなどが人から人へ伝播し、感染が持続・拡大すること。 2 ⇒持続感染
じゅうりょくは‐てんもんがく【重力波天文学】
連星中性子星や連星ブラックホールの合体などによって発生する重力波を直接観測し、宇宙の進化や構造などを探ろうという天文学の新分野。重力波が伝播する際に生じる極めてわずかな空間の伸縮を重力波望遠鏡に...
じゅうりょくは‐ぼうえんきょう【重力波望遠鏡】
重力波を直接的に検出する装置。重力波が伝播する際、時空がごくわずかに歪むが、この時空の歪みをレーザー光を用いた干渉計で正確に測定する干渉計型検出器や、特定の長さの物体が共振して変形する現象をとら...
じゅん‐マイクロは【準マイクロ波】
《quasi-microwave》極超短波帯のうち、周波数が1〜3ギガヘルツの電波。山や建物などがあっても、ある程度回り込んで伝播する性質がある。携帯電話やPHSのほか、Bluetooth(ブル...
じょうしき‐まく【定式幕】
歌舞伎舞台の正式な引き幕。右から萌黄(もえぎ)・柿(かき)・黒の3色の縦縞模様があるもの。昔は、各座で色や配色順が異なった。江戸に起こり、明治期に上方へ伝播(でんぱ)。狂言幕。
すいちょく‐いどう【垂直移動】
[名](スル) 1 垂直方向に移動すること。 2 遺伝子が生殖によって親から子の世代へ伝わること。垂直伝播(でんぱ)。→水平移動2
すいへい‐いどう【水平移動】
[名](スル) 1 水平方向に移動すること。 2 遺伝子が生殖によって親から子へ伝わるのではなく、種を超えて別の個体に取り込まれること。トランスポゾン・プラスミド・バクテリオファージなどによって...
すいほうせい‐こうえん【水胞性口炎】
ウマ・ロバ・ウシ・ブタなどに感染するウイルス性の感染症。家畜伝染病の一つ。ダニ・サシバエ・カなどの吸血昆虫によって媒介・伝播される。感染した動物や汚染物との接触によっても感染する。発熱・流涎など...
スピン‐は【スピン波】
結晶格子などにおいて、整列した電子のスピンに配向の乱れが生じ、波として伝播したもの。