でんしん‐ほうていしき【電信方程式】
波動方程式の一。空間座標と時間とを独立変数とする2階の偏微分方程式で、分布定数回路における電圧・電流をはじめ、波動や信号の伝播の記述に用いられる。
でんそう‐そんしつ【伝送損失】
《transmission loss》通信経路において電波・光・音などの信号が減衰する度合い。距離が離れることや機器の接触不良、無線通信のフェージングによる劣化などが原因で起こる。単位はデシベル...
でん‐ぱん【伝播】
「でんぱ(伝播)」の誤読。
ノルマン‐ようしき【ノルマン様式】
建築様式の一。11世紀にフランスのノルマンディー地方で確立された。イングランド・シチリア島にも伝播。ロマネスク式の一様式で、代表的な建築はダラム大聖堂・グロスター大聖堂など。
は【播】
[人名用漢字] [音]ハ(呉)(漢) バン(慣) [訓]まく 〈ハ〉 1 種をまく。「播種/撒播(さっぱ)・条播」 2 及ぼし広める。「伝播(でんぱ)」 〈バン〉播磨(はりま)国。「播州・播...
はいえんきゅうきん‐かんせんしょう【肺炎球菌感染症】
肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気。飛沫感染により伝播し、何らかのきっかけで感染が進むと、肺炎・中耳炎・敗血症・髄膜炎・菌血症などを起こすことがある。
はすう‐ベクトル【波数ベクトル】
波の伝播方向(波面の法線方向)を向く、大きさを波数とするベクトル。波動ベクトル。伝播ベクトル。
はっしゅうこうよう【八宗綱要】
鎌倉時代の仏教書。2巻。凝然(ぎょうねん)著。文永5年(1268)成立。仏法が伝播した歴史を述べ、八宗の歴史や教理を解説したもの。古来、初学者の入門書とされる。
ばく‐ごう【爆轟】
爆発的に燃焼するとき、火炎の伝播速度が音速を超える現象。ダイナマイトを雷管で点火したときや、雷汞(らいこう)などの鋭敏な爆薬に点火したときに起こる。デトネーション。
ばくしゅく‐レンズ【爆縮レンズ】
原子爆弾の起爆に用いられる技術の一。ウランやプルトニウムが核分裂連鎖反応を起こすには、周囲を火薬で囲んで爆発させ、中心部に強い圧力を発生させる爆縮という現象を起こす必要がある。1940年代、ノイ...