せいちょう‐つう【成長痛】
1 小児期にみられる、一過性の下肢の痛み。診察や検査で異常は認められず、原因は不明。夜間に起こり、翌朝までに消失する。大腿(だいたい)・膝関節(しつかんせつ)・ふくらはぎなどに起こることが多い。...
せいねん‐き【青年期】
発達心理学で14、5歳から24、5歳までの時期をいう。生理的には性的成熟に伴う急激な身体的変化が現れ、心理的には内省的傾向、自我意識の高まりがみられる一方、不安・いらだち・反抗など精神の動揺が著しい。
せきうん‐たいりゅう【積雲対流】
積雲、積乱雲の発生に伴う対流。湿潤な大気において、上昇流では水蒸気の凝結と潜熱の放出が生じ、大気の状態は不安定になる。
せきつい‐インプラント【脊椎インプラント】
脊椎の変性・変形を伴う疾患に対して、脊椎に埋め込み、不安定な部分を固定・安定化したり、変形した部分を矯正する器具。脊椎すべり症・脊柱側彎症・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症などに用いられる。
せきついすべり‐しょう【脊椎辷り症】
上部の脊椎が下の脊椎に対して、前方あるいは後方にずれた状態。脊椎分離症に伴うことが多い。
せきらん‐うん【積乱雲】
十種雲形(雲級)の一。垂直に高く盛り上がり、大きな塔のように見える雲。上部には氷晶ができ、広がって朝顔状や鉄床(かなとこ)状になることが多い。雷雨を伴うことが多く、ときには雹(ひょう)を降らせる...
せつごうきん‐しょう【接合菌症】
ケカビやクモノスカビなど接合菌類のケカビ目(ムーコル目)に属する真菌が引き起こす感染症の総称。重度の免疫不全を伴う人に日和見感染する深在性真菌症の一つ。主に空気を介して感染し、副鼻腔・肺・消化管...
せんいきんつう‐しょう【線維筋痛症】
身体の広い範囲に慢性的な痛み起こる病気。筋肉や関節のこわばり・不眠・疲労感・過敏性腸症候群・片頭痛・記憶障害などの症状を伴うこともある。中高年の女性に多い。原因は不明。炎症はなく、検査で異常が見...
せん‐おう【扇央】
扇状地の中央部分。標高がもっとも高い扇頂と末端部の扇端の間に位置し、伏流を伴うことが多い。
せんかい‐こうか【浅海効果】
浅水変形など、浅海域で起こる、波の変形を伴う現象の総称。浅水効果。 [補説]海洋学の分野において、浅海とは、その水深が波の波長の2分の1より浅い場所と定義される。