サルビア【(ラテン)Salvia】
1 シソ科アキギリ属の多年草の総称。約900種が温帯・熱帯に広く分布。薬用・香辛料・観賞用として栽培される種類もある。《季 夏》→セージ 2 シソ科の小低木。日本では一年草。夏から秋に、緋色の唇...
さわ‐ふたぎ【沢蓋木】
ハイノキ科の落葉低木。山地の沢近くに生え、高さ約2.5メートル。葉は倒卵形。5月ごろ、白い小花が密生して咲く。実は熟すと藍色になる。にしごり。
さんきらい【山帰来】
1 サルトリイバラ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。全体にサルトリイバラに似るが、とげはない。夏、白い小花を開く。中国・インドシナ・インドに分布。地下の根茎を漢方で利尿・解熱・解毒薬にする。 2 ...
さんざ‐し【山査子/山樝子】
バラ科の落葉小低木。よく枝分かれし、とげがある。葉は丸みのあるくさび形で縁に粗いぎざぎざがある。春、白い花をつけ、実は黄色または赤色に熟し、薬用。中国の原産で、庭木にする。《季 花=春》
さん‐しょう【山椒】
ミカン科の落葉低木。山地に自生。葉の付け根に一対ずつとげがある。葉は長卵形の小葉からなる羽状複葉。雌雄異株で、春、黄緑色の小花を密生する。実は赤く熟し、黒色の種が現れる。若芽を「木の芽」といい食...
さんしょう‐ばら【山椒薔薇】
バラ科の落葉低木。箱根・富士地方の山地にみられる。枝にとげが多く、葉はサンショウに似る。初夏に淡紅色の5弁花を枝先に一つずつつける。
さんたん‐か【山丹花】
アカネ科イクソラ属の常緑低木。長楕円形の葉が対生。茎の先に朱紅色の花が10〜30個丸く集まって咲く。中国南部からマレーシアの原産で、日本には江戸時代以前に渡来。
サン‐ヘンプ【sunn hemp】
マメ科の低木状一年草。インド原産。高さ1〜3メートル。茎から繊維をとり、麻の代用とする。また、その繊維。
しいくわあさあ
《多く「シークワーサー」または「シークヮーサー」と書く》ミカン科の常緑低木。春、白い小花をつける。実は小粒でミカンに似る。未熟な実は搾って酸味料に、熟した実はジュースなどに加工される。沖縄に自生...
シェフレラ【(ラテン)Schefflera】
ウコギ科の常緑低木。観葉植物とする。葉は6〜11枚の小葉が丸く並ぶ。園芸ではカポックまたはホンコンカポックともよばれるが、本来カポックはパンヤの別名で、葉が似ることから混同したもの。