つまあか‐すずめばち【褄赤雀蜂】
スズメバチ科の昆虫。体色は全体が黒く、腹部の先端が赤褐色。低木や地中に巣を作り、トンボ・ミツバチ・ハエなどを捕食する。南アジアから東南アジアにかけて分布。日本では特定外来生物。
つり‐ばな【吊花】
ニシキギ科の落葉低木。山地に生え、葉は卵形で先がとがる。6月ごろ、緑白色か緑紫色の小花が長い柄でつり下がって咲く。実は丸く、赤く熟すと五つに裂け、赤い種子を現す。
つる‐うめもどき【蔓梅擬】
ニシキギ科の蔓性の落葉低木。山野にみられ、葉は楕円形で、互生。雌雄異株で、5月ごろ、黄緑色の小花をつける。実は丸く、熟すと三つに裂け、黄赤色の種子を露出する。つるもどき。《季 秋》
つる‐ぐみ【蔓胡頽子】
グミ科の蔓性の常緑低木。丘陵に生え、葉は長楕円形で裏面が赤褐色。実は6月ごろ赤く熟し、食べられる。
つる‐こけもも【蔓苔桃】
ツツジ科の常緑小低木。寒地・高山の湿地に生え、茎は地をはう。葉は卵形で小さい。7月ごろ、細長い柄のある淡紅色の花を下向きに開く。実は球形で赤く熟し、生食のほかジャムなどにする。
つる‐つげ【蔓黄楊】
モチノキ科の蔓性の常緑小低木。深山の木陰に生える。茎は地をはい、葉は長楕円形。7月ごろ白い小花が咲き、実は赤く熟す。
つる‐まさき【蔓柾】
ニシキギ科の蔓性の常緑低木。山地にみられ、気根を出して他の木をはいあがる。葉は楕円形でマサキに似る。7月ごろ、黄緑色の小花が密生して咲く。
てい【低】
[音]テイ(漢) [訓]ひくい ひくめる ひくまる [学習漢字]4年 1 位置がひくい。「低地・低木/高低」 2 程度・価値などがひくい。「低圧・低音・低級・低速・低俗・低調・低廉」 3 低くな...
ていぼく‐そう【低木層】
森林を階層構造としてみたとき、高さ1、2メートルの低木が生えている部分。
ていぼく‐たい【低木帯】
植物の垂直分布の一。高山帯のうち、低木が主で、高木も幹が屈曲して低木化し、ハイマツ・シャクナゲ・ミヤマハンノキなどが生育している地帯。ハイマツ帯。灌木(かんぼく)帯。