テンパ・る
[動ラ五]《「聴牌(テンパイ)」の動詞化》 1 マージャンで、聴牌になる。 2 転じて、物事の成就直前である。 3 俗に、余裕がなくせっぱ詰まっている。「彼女の前で—・って頭の中が真っ白になる」
ディー‐ブイ‐ティー【DVT】
《design verification test》電子機器などの耐久性についての試験方法の一。機器の使用条件を想定し、ある程度の余裕を見込んで加熱・冷却・高温多湿・振動などの負荷を与え、設計通...
とり‐あ・う【取り敢ふ】
[動ハ下二] 1 余裕をもって取る。ちゃんと取る。多く、あとに打消しの表現を伴って用いる。「蓑も笠も—・へで、しとどにぬれて惑ひ来にけり」〈伊勢・一〇七〉 2 前もって用意する。準備する。「かね...
ニュースリム‐パンツ【new slim pants】
細身のシルエットを特徴とするパンツ。股上(またがみ)が深く、腰のあたりはぴったりとフィットし、もものあたりで余裕があり、ひざから裾(すそ)にかけて急速に細くなっている。
ぬけ‐かん【抜け感】
1 ファッションで、ほどよく肩の力が抜けた、おしゃれな感じ。きちんとした服装をあえて着崩すことで生まれる、軽やかでリラックスした印象や、余裕を感じさせる優しい雰囲気をいう。「—のある着こなし」 ...
盗人(ぬすびと)の隙(ひま)はあれども守(まも)り手(て)の隙(ひま)はない
盗人はころあいを見て盗みにはいるから余裕があるが、番をするほうは少しも気を緩めるときがない。盗人は防ぎようがないことのたとえ。
はあ‐はあ
[副] 1 息を切らしているさまを表す語。また比喩的に、せきたてられて余裕がないさま。「仕事に追われて—言っている」 2 息を吹きかけるさまを表す語。「両手に—(と)息を吹きかける」
白刃(はくじん)前(まえ)に交(まじ)われば流矢(りゅうし)を顧(かえり)みず
《「宋書」袁顗伝より》白刃が目の前で交差するような切迫した状況下では、飛んで来る流れ矢をかえりみている余裕などない。大難を前にしては、小難を顧みる余裕のないことのたとえ。
バッファー【buffer】
1 緩衝器。緩和物。 2 「バッファーメモリー」の略。 3 (比喩的に)余裕やゆとりをもたせること。また、後ろ盾やサポート役のこと。「—を含めた日程」「—としてグループを支える」
パラサイト‐シングル【parasite single】
《1990年代末、東京学芸大助教授だった山田昌弘の造語》経済的に余裕のある親と同居する未婚の若者。特に未婚女性。