ひっ‐ぱく【逼迫】
[名](スル) 1 行き詰まって余裕のなくなること。事態が差し迫ること。「情勢が—する」「財政が—する」 2 苦痛や危難が身に迫ること。「身心悩乱して、五体—しければ」〈太平記・二三〉
ひろ・い【広い/宏い/弘い】
[形][文]ひろ・し[ク] 1 面積が大きい。空間に余裕がある。「—・い部屋」「—・い野原」⇔狭い。 2 間隔に余裕がある。幅が大きい。「—・い道路」「出口が—・い」⇔狭い。 3 (「博い」とも...
ピギーバック‐えいせい【ピギーバック衛星】
ピギーバック輸送で打ち上げられる小型人工衛星。大型ロケットなどで有効搭載量(ペイロード)に余裕があるとき、打ち上げ費用の削減を目的として積載される。相乗り衛星。ピギーバックペイロード。
ピギーバック‐ゆそう【ピギーバック輸送】
《ピギーバック(piggyback)は「おんぶ」「相乗り」の意》 1 米国で開発された、自動車の機動性と鉄道の大量輸送力を結合させた輸送方式。大型トレーラーを平床貨車に積み込んで輸送するもの。 ...
富貴(ふうき)にして善(ぜん)をなし易(やす)く貧賤(ひんせん)にして功(こう)をなし難(がた)し
生活に余裕のある者は善行を行うことも容易であるが、貧乏だと物事を成し遂げることもむずかしい。
ホット‐エア【hot air】
京都議定書によって定められた、各国の温室効果ガス排出権の余剰分。旧ソ連や東欧諸国などの生産活動の低迷が続く国々で、削減目標とされる排出量に達していない場合の、その余裕分。 [補説]原義は空手形・...
見栄(みえ)も外聞(がいぶん)も無(な)・い
ある状態に陥って、人の目やうわさを考える余裕もない。
ミランダ‐けいこく【ミランダ警告】
米国でFBIや警察などの法執行機関が、身柄を拘束した被疑者を取り調べる前に、被疑者に対して行う4項目の警告。黙秘権があること、供述は不利な証拠として採用される可能性があること、弁護士の立会を求め...
無駄飯(むだめし)を食(く)・う
働きもしないでぶらぶら暮らす。「わが家に—・わせる余裕はない」
もう‐じん【蒙塵】
《「春秋左伝」僖公二十四年から。天子が行幸するときは道を清めてから行くが、変事の際はその余裕がなく、頭から塵(ちり)をかぶる意》天子が、変事のために難を避けて、都から逃げ出すこと。みやこおち。