かばん【鞄】
1 革やズックなどで作り、書類その他の物を入れる携帯用具。 2 (かばんに金を入れることから)選挙に必要な資金の俗称。「地盤」「看板」と合わせて「三ばん」という。 [補説]中国語「夾板(キャバン...
かぶと【兜/冑/甲】
1 武将が頭部を防護するためにかぶった武具。頭を入れるところを鉢(はち)、その下に垂れて頸部(けいぶ)を覆う部分を錏(しころ)といい、鉄や革などで作る。 2 舞楽で用いる、鳥兜(とりかぶと)。 ...
かべ【壁】
1 建物の外周の部分。また、部屋などを仕切るもの。木舞(こまい)を芯に練った土を塗ったり、板を張ったり、石・煉瓦(れんが)を積んだりして作る。 2 前進を阻むもの。進展の妨げとなるもの。障害。「...
かべ‐くさ【壁草】
壁を作るときに土に混ぜて使う草。カヤ・ススキ・アシなどの類。「新室(にひむろ)の—刈りにいまし給はね」〈万・二三五一〉 [補説]書名別項。→壁草
かべ‐したじ【壁下地】
壁土を塗るときの骨組みとなるもの。細くそいだ竹や木を縦横に組んで作る。かべしろ。
かほう‐こんしょく【加法混色】
光の三原色である赤・緑・青を、それぞれの輝度を調節して混ぜ合わせること。赤と緑を同量混合すると黄になるなど、さまざまな色合いの光を作ることができる。加色混合。→アール‐ジー‐ビー(RGB)
かま【窯/竈】
《「釜」と同語源》 1 (窯)陶磁器・ガラスや炭などを作るときに、素材を高温度で焼いたり溶かしたりするための装置。ふつう耐火煉瓦(れんが)で造る。 2 (竈)かまど。 3 《自分の領分の意から》...
かまいり‐ちゃ【釜煎り茶】
製茶法の一。チャの生葉を釜で煎って酵素を破壊し、もんで加熱・乾燥して作る。中国茶の大部分、日本では九州の緑茶の多くがこれによる。
かま‐きり【蟷螂/螳螂/鎌切】
1 直翅(ちょくし)目カマキリ科の昆虫の総称。体長7〜8センチのカマキリやオオカマキリ・コカマキリなど。体は細長く、緑色または褐色。前脚は鎌状に曲がり、他の小昆虫を捕獲する。頭は三角形で、左右に...
かま‐すえ【釜据え】
茶の湯で、水屋で釜を据えるのに用いる台。多く赤杉で作る。