しゃかいひゃくめんそう【社会百面相】
内田魯庵の短編小説集。明治35年(1902)刊行。学生・官吏・貴婦人・作家など、さまざまな社会階層の人々の姿を風刺的に描いた作品群。
しゃかいぶきしゃ【社会部記者】
島田一男の短編小説集。昭和28年(1953)に「午前零時の出獄 社会部記者ノート」のタイトルで出版された作品集を、昭和34年(1959)の文庫化にあたり「社会部記者 午前零時の出獄」と改題。自身...
シャトーブリアン【(フランス)chateaubriand】
ヒレ肉の最上の部位。また、それを網あるいは鉄板の上で焼いた料理。作家シャトーブリアンのコックが工夫したという。
シャングリラ【Shangri-la】
理想郷。桃源郷。英国の作家ヒルトンの小説「失われた地平線」(1933年刊)に描かれた理想郷の名による。
しゅう‐さい【収載】
[名](スル)書物や資料などにのせること。収録。「作家の全作品を—した全集」
しゅうちゃくえきさつじんじけん【終着駅殺人事件】
《「終着駅」は「ターミナル」とも読む》西村京太郎の長編推理小説。寝台特急ゆうづる7号で故郷へ向かう同窓生たちを襲った連続殺人事件の顛末を描く。十津川警部シリーズ。昭和55年(1980)刊行。翌年...
シュテファンおう【シュテファン王】
《原題、(ドイツ)König Stephan》ベートーベンの管弦楽曲。1811年作曲。正式名称は「シュテファン王、またはハンガリー最初の善政者」。ドイツの劇作家コツェブーの祝典劇の劇付随音楽とし...
シュバビング【Schwabing】
ドイツ南部、バイエルン州の都市ミュンヘンの一地区。市街北部に位置する。19世紀末、カンディンスキー、クレー、リルケ、マンなど、多くの芸術家や作家が住んだことで知られる。ミュンヘン大学、オリンピッ...
シュプレマティスム【(フランス)suprématisme】
《「シュプレマティズム」とも》1913年ごろロシアで起こった芸術運動。抽象芸術の一流派で、単純な幾何学模様による造形を行った。内面性や精神性を表現するカンディンスキーらの「熱い抽象」に対して、「...
シュルンス【Schruns】
オーストリア、フォアアールベルク州の町。州都ブレゲンツの南南東約45キロメートル、モンタフォンの谷に位置する。スキーリゾートとして、また、米国の作家ヘミングウェイが滞在したことでも知られる。