つき‐まち【月待ち】
陰暦で月の17日・19日・23日などの夜、月の出るのを待って供物を供え、酒宴を催して月を祭ること。特に、正月・5月・9月の二十三夜が盛大であった。月祭り。→日待ち
てっ‐せん【撤饌】
神前の供物を下げること。⇔献饌。
でん‐す【殿主/殿司】
禅宗で、仏殿の清掃・荘厳(しょうごん)・香華(こうげ)・供物などのことを受け持つ役僧。知殿。
とうろう‐ぶね【灯籠舟】
麦わら・マコモ・麻などで舟の形に作り、中に盆の供物などをのせて、盆の終わりの日に海や川に流す舟。精霊舟(しょうりょうぶね)。盆舟。
とし‐おけ【年桶】
正月に、供物の米・餅(もち)などを入れて年神に供える桶。
とし‐おとこ【年男】
1 その年の干支(えと)に当たる男性。節分の豆まき役となる。 2 一家を代表して正月の行事を取りしきる役目の男性。若水をくんだり、年神の供物をととのえたりする。普通はその家の主人があたる。せちお...
どひょう‐まつり【土俵祭(り)】
大相撲で、本場所初日の前日に行われる祭事。祭主である立行司が祝詞(のりと)を上げたのち供物を捧げ、場所中の安全と興行の成功、国家の安泰・五穀豊穣を祈願する。
におう【仁王】
狂言。某(なにがし)が無一文の男を仁王に仕立てて参詣人の供物を集めるが、足の不自由な男が仁王と縁を結びたいと身体をなで回し、正体がばれる。
ぬい‐あげ【縫(い)上げ/縫(い)揚げ】
子供物の和服の肩や腰の部分に上げをし、袖丈や着丈を調節すること。また、その上げ。
はすのは‐もの【蓮の葉物】
《盂蘭盆(うらぼん)に食物をハスの葉に盛って供えたところから》 1 盆の供物。「—、五月の甲(かぶと)、正月の祝ひ道具」〈浮・胸算用・一〉 2 一時の用にする品質の粗悪なもの。はすのは。「物のよ...