がく‐ぎん【額銀】
江戸末期発行の天保一分銀の俗称。額縁に似た長方形であるところからいう。額判。額。角。→天保金銀 →一分銀
がく‐らん【学らん】
詰め襟の学生服の俗称。特に応援団などの着る丈の長い上着、だぶだぶのズボンの学生服をいう。 [補説]一説に、江戸時代に洋服を「蘭服」と呼び、学生が着る蘭服の意からという。
が‐ま【蝦蟇/蟇】
《古くは「かま」》ヒキガエルの俗称。《季 夏》
がま‐がえる【蟇】
ヒキガエルの俗称。がま。
がり‐ばん【がり版】
謄写版(とうしゃばん)の俗称。また、その鉄製のやすり板。鉄筆で原紙を切るときのがりがりいう音からの名。「—刷り」
がん‐だい【岩大】
岩手大学の俗称。
がんめん‐しんけいつう【顔面神経痛】
三叉(さんさ)神経痛の俗称。
きた【北】
江戸城の北の吉原遊郭、大坂の曽根崎新地や堂島の俗称。→南 →東 →西 [補説]現在では多く、堂島に近い梅田の繁華街をさし、「キタ」と書く。
きちがい‐なすび【気違い茄子】
チョウセンアサガオの俗称。薬用に用いられていたが、分量を誤ると狂躁(きょうそう)状態になることから、かつてはこう呼ばれた。
きちきち‐ばった【きちきち蝗】
1 《飛びながらたてる音から》ショウリョウバッタの雄の俗称。《季 秋》 2 ショウリョウバッタモドキの旧称。