かいふくき‐ほきんしゃ【回復期保菌者】
⇒病後保菌者
キャリア【carrier】
《「キャリヤ」とも》 1 自転車などの荷台。 2 物を運搬する器具。台車など。 3 ⇒担体(たんたい) 4 保菌者。体内に病原体を保有しているが、まだ発病していない者。感染源となりうる。 5 「...
きん【菌】
[常用漢字] [音]キン(漢) [訓]きのこ 1 キノコ。「菌糸・菌類」 2 カビ、バクテリアなどの微生物。「桿菌(かんきん)・細菌・殺菌・雑菌・真菌・黴菌(ばいきん)・無菌・滅菌・病原菌・保菌者」
ぜんすうはあく‐しっかん【全数把握疾患】
感染症予防法により、患者あるいは疑似症患者・保菌者を診断した医師から保健所への届け出が義務づけられている感染症。エボラ出血熱・結核・コレラ・A型肝炎・風疹など、同法による1類〜4類感染症と5類感...
ていてんはあく‐しっかん【定点把握疾患】
感染症予防法により、都道府県の指定を受けた医療機関で患者や保菌者を診断した場合に、保健所への届け出が義務づけられている感染症。インフルエンザ・手足口病・マイコプラズマ肺炎など、同法による5類感染...
はい‐きん【排菌】
[名](スル)感染症の患者や保菌者が、病原体のウイルスや細菌を排出すること。
ひまつかく‐かんせん【飛沫核感染】
せきやくしゃみなどによって飛び散った飛沫が空気中で乾燥し、浮遊する微粒子に付着した病原体を吸い込むことによって感染すること。感染者・保菌者から遠く離れていても感染する。空気感染。→飛沫感染
びょうご‐ほきんしゃ【病後保菌者】
症状が回復した後も体内に病原菌が存在し、感染源となる可能性がある保菌者。ジフテリア・ウイルス性肝炎・腸チフス・サルモネラ症などでみられる。回復期保菌者。
ふけんせい‐かんせん【不顕性感染】
細菌やウイルスなどの病原体に感染したにもかかわらず、感染症状を発症しない状態。不顕性感染者は、感染に無自覚のまま細菌・ウイルスのキャリア(保菌者)となり、病原体を排出して感染源となる場合がある。...