セキュリタイゼーション【securitization】
金融の証券化。金融形態が貸し付けから証券発行へ移行すること。流動化をはかるために、債権や債務を証券化すること。
せしゅう‐ざいさん【世襲財産】
その家の継承者に代々伝えられる財産で、所有者の自由処分や、それに対する債権者の強制執行の許されないもの。日本では、王公族・華族などに認められていたが、第二次大戦後に廃止。
せんたく‐さいけん【選択債権】
債権の目的が数個の給付の中からの選択によって定まる債権。例えば、3頭の馬のうちいずれか1頭を給付するという内容の債権。
ゼネラル‐モーゲージ【general mortgage】
一般担保付社債。電力会社や日本航空など特別の法律によって設立された会社が発行する社債。社債権者は会社財産から優先弁済を受ける権利を保証されている。正確にはこの担保権をいう。
そうきん‐かわせ【送金為替】
為替決済方式の一。隔地者間の債権・債務決済などの際に現金を輸送せず、債務者から債権者へ銀行を通じて送金する決済方式。並為替。→逆為替
そう‐さい【相殺】
[名](スル) 1 差し引いて、互いに損得がないようにすること。帳消しにすること。また、長所・利点などが差し引かれてなくなること。「貸し借りを—する」「それまでの実績が一度の失敗で—される」「そ...
そうさい‐けいやく【相殺契約】
二人が互いに債権を有する場合に、相互の債権を対当額だけ消滅させる契約。
そうさい‐けん【相殺権】
破産法上、破産者に対して債務を負担している破産債権者が、破産債権とその債務を破産手続きによらずに相殺する権利。会社更生法や民事再生法などでも認められる。
そうぞく‐さいけんしゃ【相続債権者】
相続財産に属する債務の債権者。被相続人の債権者で、相続により相続人を債務者とすることになった者。遺産債権者。
そうたい‐けん【相対権】
特定の人に対してだけ主張できる権利。債権など。対人権。⇔絶対権。