とりたて‐いにん【取立委任】
債権者が、自分の債権内容を債務者から受けることを第三者に委任すること。
とりたて‐さいむ【取立債務】
債権者が債務者の住所または営業所を履行の場所とする債務。→持参債務 →送付債務
とりたて‐しんたく【取立信託】
金銭債権の取り立てを目的とする信託。
とりたて‐てがた【取立手形】
債権を取り立てるために振り出される手形。
とりたて‐めいれい【取立命令】
差し押さえの対象となった債権を、差し押さえ債権者みずからに取り立てる権限を付与する執行裁判所の命令。昭和54年(1979)に民事執行法が制定されて廃止。現在では、金銭債権の取り立ては命令なしでできる。
トレーディング【trading】
《商業に従事する、通商用の、の意》株や債権、外貨を売り買いすること。「—で大きく利益を出す」
どう‐さん【動産】
土地およびその定着物をいう不動産以外の物。現金・商品・家財などのように形を変えずに移転できる財産。無記名債権は動産とみなされ、船舶は不動産に準じた扱いを受ける。→不動産
どうさんじょうと‐とうき【動産譲渡登記】
法人が動産を譲渡する際に、その動産の譲渡を動産譲渡登記ファイルに記録すること。譲渡を登記した動産は、民法上の引き渡しがなされたものとみなされ、譲受人は動産に対する対抗要件を備えることができる。動...
どうさんたんぽ‐ゆうし【動産担保融資】
在庫商品・原材料・機械設備・売掛債権など、動産を担保にした融資。→動産譲渡登記 →不動産担保融資 [補説]不動産を所有していない中小企業の資金調達手段として注目され、導入・普及が進められている。
ドバイ‐ショック【Dubai shock】
2009年11月にドバイ政府が、政府系企業の債権者に債務返済繰延べを求めたことに端を発する金融不安。ドバイ債務問題。 [補説]資金繰りが悪化した政府系持ち株会社ドバイワールドは約590億ドルの債...