てい‐ぎ【庭儀】
建物の外で行われる儀式。寺院の法会の際、衆僧が前庭を行道(ぎょうどう)する儀式など。
てんきゅう‐ぎ【天球儀】
球面上に、恒星や星座、赤道・黄道と赤経・赤緯などを記した模型。
てんきょう‐ぎ【転鏡儀】
⇒トランシット
てん‐ぎ【典儀】
1 典礼。儀式。 2 平安時代、即位・朝賀などの大礼の儀式をつかさどった職。多くは四位・五位の者が任命された。
てんしょう‐ぎ【天象儀】
⇒プラネタリウム
てんだいしきょうぎ【天台四教儀】
中国の仏教書。1巻。高麗(こうらい)の諦観(たいかん)著。成立年未詳。天台教学の大綱と観心の要略を記したもので、仏教の入門書ともされた。四教儀。諦観録。
てんちょう‐ぎ【天頂儀】
天頂2をはさんで南北で子午線を通過する二つの恒星の天頂距離の差を測定し、観測地点の緯度を精密に決定するのに用いる望遠鏡。
てんりん‐らしんぎ【転輪羅針儀】
⇒ジャイロコンパス
どくしょめいげん‐の‐ぎ【読書鳴弦の儀】
宮中で皇子誕生後7日の間、御湯殿の儀式の際に湯殿の外で漢籍の前途奉祝の文を読み、弓の弦を引き鳴らす儀式。
ない‐ぎ【内儀/内義】
他人の妻を敬っていう語。多く、町家の妻にいう。「町家の—らしい丸髷の女が七八ッになる娘の手を引いて」〈荷風・すみだ川〉