ゆう【優】
[音]ユウ(イウ)(漢) ウ(呉) [訓]やさしい すぐれる まさる [学習漢字]6年 〈ユウ〉 1 ものやわらか。しとやか。やさしい。「優雅・優柔・優美」 2 他よりまさる。すぐれる。「優越...
ゆう‐あく【優渥】
[名・形動]ねんごろで手厚いこと。また、そのさま。「同胞兄弟は、皆聖慮の—なるに感泣し」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ゆう‐い【優位】
[名・形動]位置・地位などが他よりまさること。また、そのさまや、そのもの。「—に立つ」「味方に—な戦局」⇔劣位。
ゆう‐えつ【優越】
[名](スル)他よりすぐれていること。他より大きな権限を持つこと。「実力の上では他より—したチーム」「衆院は参院に—する」
ゆうえつ‐かん【優越感】
自分が他人よりすぐれているという感情。「—を抱く」⇔劣等感。
ゆうえつてきちい‐の‐らんよう【優越的地位の濫用】
事業の委託者が取引上優位な立場にあることを利用して、正常な商習慣に照らして不当な行為で受託者に不利益を与えること。代金の支払い遅延や減額要請、協賛金などの負担要請、従業員の派遣要請など。独占禁止...
ゆう‐えん【優婉/優艶】
[名・形動]やさしくしとやかなこと。あでやかで美しいこと。また、そのさま。「—な女性」
ゆう‐かく【優角】
共役角(きょうやくかく)のうちの、大きいほうの角。180度より大きい。⇔劣角。
ゆう‐が【優雅】
[名・形動] 1 しとやかで気品があること。また、そのさま。「—な立ち居振る舞い」 2 俗事から離れて、ゆとりのあること。また、そのさま。「—な生活」
ゆうがでかんしょうてきなにほんやきゅう【優雅で感傷的な日本野球】
高橋源一郎の長編小説。「野球」という言葉を媒介としてつながる実験的な小説7章からなる。昭和63年(1988)刊行。同年、第1回三島由紀夫賞受賞。