さかずき‐ごと【杯事】
1 杯を交わして酒を飲むこと。酒盛り。酒宴。 2 夫婦・親分子分・兄弟分などの関係を結ぶことを誓って、同じ杯で酒を飲むこと。「新郎新婦の—」
さかのうえのくも【坂の上の雲】
司馬遼太郎の長編歴史小説。開国後の近代化への道のりと日露戦争終結までの歴史を、秋山好古・真之兄弟と正岡子規を中心に青春群像劇として描く。昭和43年(1968)から昭和47年(1972)にかけて「...
さがり【下がり】
1 上から下へ垂れ下がること。「垂れ幕の—ぐあい」 2 ㋐位置が低くなること。「南—の土地」 ㋑程度や価値などが低くなること。「気温の上がり—」「値—」 3 その時刻を過ぎること。「昼—」「七つ...
さきん・じる【先んじる】
[動ザ上一]「さき(先)んずる」(サ変)の上一段化。「英語では兄に—・じる」
さし‐つま・る【差し詰まる】
[動ラ四] 1 困った状況におちいって窮する。窮迫する。「この詞(ことば)に兄弟—・ったる気を開き」〈浄・会稽山〉 2 その時期、その場に近づく。差し迫る。「それぞれの家業外(ほか)になりゆき、...
サムソンとデリラ
《原題、(フランス)Samson et Dalila》サン=サーンスのオペラ。全3幕。1877年初演。台本は従兄弟のF=ルメール。旧約聖書「士師記」に登場するサムソンの物語を題材とする。第3幕の...
さる‐から【然るから】
[接]そうだから。それゆえに。「—兄長(このかみ)何故(なにゆゑ)この国に足をとどむべき」〈読・雨月・菊花の約〉
さん‐しん【三親】
きわめて親しいとされる三つの間柄。父子・夫婦・兄弟。
さん‐ぞく【三族】
身近な三つの親族。父方の一族、母方の一族、妻の一族。または、父・子・孫、父母・兄弟・妻子など。「今は残り留まりたる者とては、—に遁(のが)れざる一家の輩(ともがら)」〈太平記・一一〉
さん‐なん【三男】
1 三人の息子。 2 兄弟のうち3番目の男子。