せん‐こく【先刻】
1 さきほど。さっき。「—の件」「—から待っている」「—会った人」⇔後刻(ごこく)。 2 (副詞的に用いて)すでに。とうに。「—承知のはず」
せん‐ころ【先頃】
このあいだ。さきごろ。「つい—まで机を並べて睦(むつ)み合った松村が」〈蘆花・思出の記〉
せん‐ご【先後】
[名](スル) 1 時や順序の、さきとあと。また、ものの順序。あとさき。せんこう。「—を乱す」 2 さきとあとの順序にほとんど差がないこと。また、順序が逆になること。「着信が—する」
せん‐ごう【先業】
「前業(ぜんごう)」に同じ。
せん‐さい【先妻】
死別・離別した妻。もとの妻。前妻。⇔後妻(ごさい)。
せん‐さま【先様】
先客を敬ったり親しみをこめたりしていう語。「あとはおさけと生(なま)の鍋、まず—は、一ときりの、替る替るの人心」〈魯文・安愚楽鍋〉
せん‐し【先史】
《prehistory》文献で知られる以前の時代。また、その歴史。史前。有史以前。
せん‐し【先師】
《古くは「せんじ」とも》 1 亡くなった師匠・先生。 2 前の時代の賢人。先賢。先哲。
せんし‐がく【先史学】
先史時代のことを研究する学問。考古学を主とし、人類学・地質学・古生物学をも含む。史前学。
せんし‐こうこがく【先史考古学】
先史時代を対象とする考古学。→歴史考古学