いい‐くる・める【言い包める】
[動マ下一][文]いひくる・む[マ下二]《「いいくろめる」の音変化》言葉巧みに相手を信用させてだます。口先でまるめこむ。「まんまと—・められた」「黒を白と—・める」
いい‐しら・ける【言(い)白ける】
[動カ下一][文]いひしら・く[カ下二]《「いいじらける」とも》 1 発言がその場にそぐわなくて気まずくなる。「強弁すればするほど、かえって—・けてしまう」 2 言い争って負けそうになる。「高慢...
いい‐たて【言(い)立て】
《「いいだて」とも》 1 取り立てて言うこと。強く主張すること。「先方の—を聞く」 2 言い逃れの言葉。口実。「お勢は気分悪いのを—にして英語の稽古にも往かず」〈二葉亭・浮雲〉 3 宣伝的な事柄...
いい‐だこ【飯蛸】
マダコ科のタコ。内海の砂泥底にすみ、全長約30センチ。体表は淡黄褐色で、両眼の間に金色の眼状紋がある。産卵期は冬から春先で、成熟卵は米粒状。食用。《季 春》「—のあはれやあれで果てるげな/来山」
いい‐だ・す【言(い)出す】
[動サ五(四)] 1 言い始める。口に出して言う。「赤ん坊が片言を—・した」「突拍子もないことを—・す」 2 いちばん先に言う。「—・した人が責任をもつ」
いい‐つ・ける【言(い)付ける】
[動カ下一][文]いひつ・く[カ下二] 1 命令する。「用事を—・ける」 2 告げ口する。「先生に—・けてやる」 3 言い慣れている。いつも言って慣れている。「—・けない言葉を使う」 4 言って...
いい‐とし【好い年】
[連語] 1 十分に分別のある年齢。多く、年齢に不相当な行為などをあざける気持ちを含んで使う。「—をしてばかなまねをするな」 2 相当な年輩。「先生も、もう—だろう」
いい‐ひら・く【言(い)開く】
[動カ五(四)]事情を説明して理由をはっきりさせる。弁明する。「『哲学青年』と目される事を—・くとともに」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉
いいや
[感]相手の言ったことを打ち消したり、反対の気持ちを表したりするときに用いる語。いや。「『先生はご存じでしたか』『—、知らないよ』」
いいん‐かい【委員会】
1 上位の合議体のために作業する、委員によって構成される組織体。また、その会議。 2 国会で、衆参両院の本会議の審議に先だち、議員中から委員を選び、議案について調査・審議する機関。常任委員会と特...