ゆき‐づまり【行(き)詰(ま)り】
1 行く手がさえぎられ、それ以上先へ進めなくなること。また、その場所。いきづまり。「路地の—の家」 2 物事が先へ進まなくなること。また、その状態。いきづまり。「政策の—」
ゆき‐づま・る【行(き)詰(ま)る】
[動ラ五(四)] 1 行く手がさえぎられて先へ行けなくなる。行きどまりとなる。いきづまる。「突き当たりで道が—・る」 2 物事がうまく先へ進まなくなる。いきづまる。「経営が—・る」
ゆき‐どころ【行(き)所】
行くべき所。特に、行って身を落ち着ける所。また、行った先。行き先。いきどころ。「—がなくなる」「誰も—を知らない」
ゆき‐どまり【行(き)止(ま)り】
道などで、行く手がふさがっていて、それ以上行けないこと。また、その場所。いきどまり。「この先は—です」
ゆき‐は【行き端】
行った先。ゆくえ。いきは。「金の—をうち問はんと」〈浄・関取二代勝負付〉
ゆき‐み【雪見】
雪の降るさまや積もった景色を見て楽しむこと。また、その遊宴。《季 冬》「門を出て行先まどふ—かな/荷風」
ゆき‐みち【行(き)道/行き路】
1 行くときの道。行きの道。往路。 2 行くべき道。ゆくての道。 3 費やしたものの行く先。使い道。「宝の行方知れてはあれど金子(きんす)の—」〈人・梅児誉美・四〉
ゆき‐ゆ・く【行き行く】
[動カ四]どんどん先に進む。「—・きて駿河(するが)の国にいたりぬ」〈伊勢・九〉
ゆく‐え【行方】
1 行くべき方向。向かっていく先。「—を定めずに旅立つ」 2 行った方向。行った先。「—が知れない」「—をくらます」 3 今後のなりゆき。また、将来。前途。「外交の—を見守る」「—を案じる」 [...
行方(ゆくえ)無(な)・し
1 行く先のあてがない。また、あてがなくて途方に暮れる。「いづかたとなく、—・き心地し給ひて」〈源・明石〉 2 行った先がわからない。行方が知れない。「ただ今—・く飛び失せなば」〈更級〉