コードバン【cordovan】
馬の背および臀部(でんぶ)の皮から作る、光沢のある上質のなめし革。靴やベルトなどに用いる。もと、スペインのコルドバ産の山羊皮をさした。
コーマ‐し【コーマ糸】
《combed yarn》細番手の高級綿糸のこと。美しい光沢があり丈夫である。
ごまだら‐かみきり【胡麻斑天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長2.5〜3.5センチ。触角は体より長い。体色は黒くて光沢があり、背面に白斑が散在する。幼虫は鉄砲虫とよばれ、コナラ・シイ・桑などを食害。《季 夏》
ごみ‐むし【塵芥虫/歩行虫】
1 ゴミムシ科の昆虫。体長1.2センチくらい。黒色で、頭頂部に一対の赤い点紋がある。地表にすむ。 2 甲虫目ゴミムシ科の昆虫の総称。体は長楕円形、黒色で光沢がある。脚は長く、活発に歩行する。幼虫...
さいわい‐おり【幸い織(り)】
縦糸を密に、横糸を数本並べて織り込み、横筋を出した絹織物。博多織に似たもので、光沢がある。女性の帯地などに用いる。
さくさん‐し【柞蚕糸】
柞蚕の繭からとった糸。淡褐色で絹糸に似て光沢がある。→絹紬(けんちゅう)
さつもう‐き【刷毛機】
織物についたちりを取り除き、また、けばを立てたり光沢をつけたりする機械。木製の円筒に、毛髪または木の繊維を植えたもの。
さや【紗綾】
平織り地に、稲妻・菱垣(ひしがき)・卍(まんじ)などの模様を斜文織りで表した光沢のある絹織物。中世末ごろから江戸初期にかけて多く用いられた。さあい。さあや。 [補説]語源は、ポルトガル語のsai...
さら‐そうじゅ【娑羅双樹】
1 フタバガキ科の常緑高木。高さ約30メートルに及び、葉は光沢のある大きな卵形。花は淡黄色で小さい。材は堅く、建築・器具用。樹脂は瀝青(れきせい)(チャン)の代用となり、種子から油をとる。インド...
サン‐クロス【sun cloth】
独特の光沢をもつ綾織り生地のこと。縦糸に梳毛(そもう)糸、横糸に色綿・色毛を使って玉虫調に仕上げるのが特徴。熱帯地方で強い太陽光線を防ぐために作られたといわれるところからの名。玉虫クレバ。