たんさん‐アンモニウム【炭酸アンモニウム】
炭酸のアンモニウム塩。白色で光沢のある結晶。水によく溶け、分析試薬・医薬品などに用いる。化学式(NH4)2CO3
たん‐ばん【胆礬】
《「たんぱん」とも》硫酸銅からなる鉱物。青色半透明で光沢がある柱状・板状結晶。三斜晶系。硫化銅鉱床に二次鉱物として産出。吐剤・除虫剤などに用いる。カルカンサイト。
たんぱく‐せき【蛋白石】
非晶質の含水珪酸(けいさん)鉱物。半透明または不透明の乳白色で、不純物により種々の色が現れる。美しい真珠光沢のあるものは宝石となる。オパール。
ダイヤモンド‐こうたく【ダイヤモンド光沢】
⇒金剛光沢
ダンブリ‐せき【ダンブリ石】
《danburite》カルシウムと硼素(ほうそ)の珪酸塩(けいさんえん)鉱物。黄白色または無色で光沢がある柱状結晶。斜方晶系。黄玉に似る。名称は、発見地である米国コネティカット州ダンベリー(Da...
ちば‐せき【千葉石】
二酸化珪素(けいそ)からなる鉱物。結晶格子内部にメタン、エタン、プロパンなどが閉じ込められており、天然ガスハイドレートにおける水分子を珪素と酸素に置き換えた結晶構造をもつ。無色または白色で光沢が...
チャロ‐せき【チャロ石】
珪酸塩鉱物の一種。ガラス光沢または真珠光沢がある紫色の結晶で、大理石模様をもつ。単斜晶系。ロシアのサハ共和国で発見。1978年に新鉱物に認定。装飾品などに用いられる。チャロアイト。
ちょう‐とんぼ【蝶蜻蛉】
トンボ科の昆虫。体は黒色。翅(はね)は幅広く、先端が透明なほかは黒褐色で紫青色または金緑色の光沢がある。池沼の上をチョウのように飛ぶ。本州から九州まで分布。
ちょくせん‐せき【直閃石】
角閃石の一。鉄・マグネシウムを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。灰・緑・褐色などで、ガラス光沢があり、繊維状のものが多い。斜方晶系。変成岩中に産出。
チリ‐しょうせき【チリ硝石】
硝酸ナトリウムを主成分とする鉱物。無色および白・赤褐・灰・黄色などでガラス光沢がある。三方晶系。チリ北部の乾燥地域に広く分布。肥料などの原料。ソーダ硝石。