かきしゅんじゅう【夏姫春秋】
宮城谷昌光の歴史小説。中国の春秋時代の美女、夏姫をモデルとした作品。平成3年(1991)刊行。同年、第105回直木賞受賞。
かきつばたずびょうぶ【燕子花図屏風】
江戸中期の画家、尾形光琳の代表作。紙本金地著色による六曲一双の屏風。「伊勢物語」の第9段、八橋の和歌を典拠とした作品。国宝。根津美術館蔵。燕子花図。
かぎろい【陽炎】
1 かげろう。「—のもゆる荒野に白たへの天領巾(あまひれ)隠り」〈万・二一〇〉 2 夜明け方の光。「東(ひむがし)の野に—の立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ」〈万・四八〉
かく‐えき【赫奕】
[名・形動]物事が盛んなこと。また、そのさま。「大地の層土上に写出したる—なる史詩に至ては」〈尺振八訳・斯氏教育論〉
[ト・タル][文][形動タリ]光り輝くさま。かくやく。「太陽は無慈悲にも...
かく‐えん【赫焉】
[ト・タル][文][形動タリ]あかあかと光り輝くさま。「忽然霊(たましい)の入りたる如く—として燃え出でしなり」〈蘆花・自然と人生〉
かく‐きょせい【赫居世】
伝説上の新羅(しらぎ)の始祖。「三国史記」によれば、在位は前57〜前4。姓は朴。名の赫居世は光明王の意味。
かくぎん‐こう【角銀鉱】
塩化銀からなる鉱物。等軸晶系。普通は角状の塊をなす。無色透明あるいは灰色で、樹脂光沢がある。光により暗色化する。銀鉱床の酸化帯に二次鉱物として産出。
かく‐しゃく【赫灼】
[ト・タル][文][形動タリ]光り輝いて明るいさま。「突然—たる明光が眩(まばゆ)きばかりに両眼を射た」〈木下尚江・良人の自白〉
カクテル【cocktail】
《「コクテール」とも》 1 ウイスキー・ブランデー・ジンなどの洋酒に、果汁・ビターズ・シロップ・香料などを加え、氷を入れて混ぜた飲み物。混合酒。 2 オードブルの一。果物・野菜・エビ・カニなどを...
カクテル‐こうせん【カクテル光線】
色や性質の異なる水銀灯・白熱灯・ハロゲン灯などを組み合わせて、昼光色に近い照明効果を出す光線。野球場の夜間照明などに用いる。