エイド【AID】
《activation-induced cytidine deaminase》免疫グロブリンのクラススイッチと体細胞高頻度突然変異に中心的な役割を果たす酵素。活性化誘導シチジンデアミナーゼ。
えき【疫】
[常用漢字] [音]エキ(漢) ヤク(呉) [訓]え えやみ 〈エキ〉流行性の病気。伝染病。「疫学・疫病・疫痢/悪疫・検疫・防疫・免疫」 〈ヤク〉に同じ。「疫病神(やくびょうがみ)」
えきせい‐めんえき【液性免疫】
抗原に対して血液中の抗体が反応する免疫。主にB細胞から産生される免疫グロブリンによって行われる。体液性免疫。抗体性免疫。→細胞性免疫
エス‐シー‐アイ‐ディー【SCID】
《severe combined immunodeficiency》重度複合免疫不全症。免疫を作るためのT細胞ができないため、軽度のウイルス感染でも死に至る。新生児に多い。
エックスれんさ‐むガンマグロブリンけっしょう【X連鎖無ガンマグロブリン血症】
X染色体にあるBTKという遺伝子の異常による無ガンマグロブリン血症。原発性免疫不全症候群の一つ。基本的に男児に発症。抗体の産生に関わるB細胞の分化が阻害され、細菌による感染症を起こしやすくなる。...
エックスれんさ‐リンパぞうしょくしょうこうぐん【X連鎖リンパ増殖症候群】
EBウイルスに対する免疫応答が先天的に欠如している病気。原発性免疫不全症候群の一つ。X染色体上の遺伝子の異常によるもので、基本的に男児に発症する。造血幹細胞移植が唯一の根治療法。XLP(X-li...
エッチ‐アイ‐ブイ【HIV】
《human immunodeficiency virus》RNA(リボ核酸)タイプの遺伝子を持つレトロウイルスの一種。人間のT細胞に感染すると、免疫不全をきたし、エイズを発症させる。1983年...
エッチ‐エル‐エー【HLA】
《human leukocyte antigen》ヒト白血球抗原。免疫を担当する。組織適合抗原ともいい、皮膚・臓器移植の際には患者とドナー(提供者)とで一致していないと拒絶反応を起こす。
エヌアイアール‐ピーアイティー【NIR-PIT】
《near infrared photoimmunotherapy》⇒光免疫療法
エヌ‐アイ‐エー‐アイ‐ディー【NIAID】
《National Institute of Allergy and Infectious Diseases》感染症・免疫関連疾患・ワクチン開発などに関連する研究を実施・支援する米国の研究機関。...