エーディーエー‐けっそんしょう【ADA欠損症】
体内でアデノシンデアミナーゼ(ADA)を作り出せないために重度の免疫不全になる病気。ADAを合成する遺伝子が先天的に欠損または変異しているために起こる。リンパ球の数が極度に少なく、治療を行わない...
オプジーボ【Opdivo】
免疫チェックポイント阻害剤「ニボルマブ」の商品名。
オプソニン【opsonin】
食菌促進物質。活性化された補体(感染・炎症反応・免疫反応などに働く血清たんぱく質の総称)など。細菌やウイルスに付着して白血球の食作用を促進する。
かいようせい‐だいちょうえん【潰瘍性大腸炎】
大腸の粘膜に潰瘍やびらんができる難病。直腸から結腸にかけて連続的に病変が広がり、下痢や腹痛が頻繁に起こる。炎症性腸疾患の一。厚生労働省の特定疾患に指定されている。原因として自己免疫反応の異常など...
かくとく‐めんえき【獲得免疫】
生後に、感染・予防接種などによって得た免疫。自ら抗体を作る能動免疫と他個体の作った抗体による受動免疫とがある。後天性免疫。適応免疫。⇔自然免疫。
かんしつせい‐はいえん【間質性肺炎】
肺炎が肺の間質、すなわち肺胞壁や支持組織の部分に起こるもの。放射線・薬剤・ウイルスによるものや、免疫機能の低下で起こるニューモシスチス肺炎などがある。
カンジダ【(ラテン)Candida】
カンジダ属に属する菌類の総称。真菌の一種。ヒトの表皮・口腔・消化器官内などに常在するが、免疫機能の低下などにより異常繁殖するとカンジダ症を起こす。
かんじゅ‐せい【感受性】
1 外界の刺激や印象を感じ取ることができる働き。「—の強い人」「—が豊かだ」 2 病気にかかりやすいこと。例えば、麻疹(はしか)や風疹などの感染症に対する免疫ができていないため、感染した場合に発...
かんせんしょうよぼう‐ほう【感染症予防法】
《「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の略称》感染性が強く生命および健康に重大な影響を与える感染症を指定し、その予防・蔓延(まんえん)防止について規定した法律。法律の対象とす...
かんぜん‐ぼにゅう【完全母乳】
母乳以外の栄養・水分を与えずに新生児・乳児を育てること。→混合栄養 →人工栄養 [補説]母乳には乳児の発育に必要な栄養成分や免疫物質が含まれていることや、授乳が母子間の安定した情緒的関係の形成に...