どう‐じ【童子/童児】
1 幼い少年。子供。わらわ。「三歳の—でもわかる話だ」 2 貴人の身のまわりの世話をする、召し使いの少年。 3 《(梵)Kumāraの訳》 ㋐仏の王子、すなわち菩薩(ぼさつ)のこと。 ㋑仏・菩薩...
なご【奈呉/奈古/那古/名児】
大阪市住吉区の住吉大社の西にあった海岸付近の古名。[歌枕]「住吉(すみのえ)の—の浜辺に馬立てて玉拾(ひり)ひしく常忘らえず」〈万・一一五三〉 富山県新湊(しんみなと)市の放生津江(ほうじょ...
にゅうしゅう‐じ【乳臭児】
乳のにおいのする小児。転じて、年少で未熟な者をあざけっていう語。青二才。「まだ世間を知らぬ—のように」〈花袋・田舎教師〉
にゅう‐じ【乳児】
生後1年ころまでの小児。乳で育てられ、歩きだすまでの時期の子供。ちのみご。
にゅうよう‐じ【乳幼児】
乳児と幼児。小学校入学前の子供の総称。
にらんせい‐そうせいじ【二卵性双生児】
二つの卵子が別々の精子を同時に受精して胎児となった双生児。一卵性と異なり、異性の場合もある。
ねいけい‐じ【寧馨児】
《「晋書」王衍伝から。「寧馨」は中国晋・宋のころの俗語で、あのような、このような、という意》すぐれた子。神童。麒麟児(きりんじ)。
ねっけつ‐だんじ【熱血男児】
「熱血漢」に同じ。
はちじゅう‐の‐みつご【八十の三つ児】
人間は老齢になるとおさな子のようになること。
はんぎゃく‐じ【反逆児】
自分の意見を強く信じて行動し、一般の風潮・習慣などに従おうとしない人。「時代の—」