いれ‐さく【入れ作】
江戸時代、他人の土地を借りて耕作すること。また、その人。小作(こさく)。
いれ‐じち【入れ質】
中世に広く行われた不動産質入れの形式の一。金銭・米などを借りるとき、担保として質入れされた不動産は質取人(債権者)が自分で領有し、これから上がる利益を収得する権利をもつもの。→差し質
いれ‐ずみ【入れ墨/文身/刺青】
1 皮膚に、針・骨片・小刀などで傷をつけ、墨汁などを入れて文字や絵画などを描くこと。また、そのもの。酸化鉄・朱(しゅ)などを入れて着色もする。江戸時代から遊び人などの間に多く行われた。彫り物。刺...
いれずみ‐もの【入れ墨者】
江戸時代、入れ墨の刑を受けた者。前科者。
いれ‐たて【入れ立て】
1 新しくいれたばかりであること。「—のお茶」 2 自分で費用を負担すること。自前。自弁。「仕着せのほかは身の—との定めなり」〈浄・百日曽我〉
いれ‐ちがい【入れ違い】
1 一方が出たすぐあとに、他方がはいること。いれちがえ。いりちがい。「出かけたのと—に客がたずねてきた」 2 間違って入れること。いれちがえ。
いれ‐ちが・う【入れ違う】
[動ワ五(ハ四)] 1 一方が出たすぐあとに他方がはいる。また、一方がはいったすぐあとに他方が出る。行き違いになる。「ちょうど—・って会えなかった」 2 まちがってはいる。また、入れ変わる。「...
いれ‐ちが・える【入れ違える】
[動ア下一][文]いれちが・ふ[ハ下二] 1 あるものを出して別のものを入れる。入れ変える。「冬物と春物を—・える」 2 互い違いになるようにする。「木を—・えて組む」 3 まちがえて入れる。入...
いれ‐ぢえ【入れ知恵】
[名](スル)他人に知恵をつけること。また、他人からつけられた知恵。多く、悪いことにいう。付け知恵。「幼い弟に—する」
いれ‐にっき【入れ日記】
商品などを送る場合、送り荷の中に入れる内容明細書。