はっか‐きょう【八花鏡】
唐鏡の一。円鏡の周囲に八つの弧状の、八弁花をかたどったもの。日本でも、奈良・平安時代に用いられた。→八稜鏡(はちりょうきょう)
はっ‐かく【八角】
1 八つの角。また、八つの角のある形。「—火鉢」 2 ダイウイキョウの果実。中国料理の代表的な香辛料の一。星形をし、アニスや甘草(かんぞう)に似た香味がある。スターアニス。八角茴香(はっかくうい...
はっかく‐けい【八角形】
八つの直線で囲まれた多角形。
はっかく‐すい【八角錐】
底面が八角形の角錐。
はっかく‐ちゅう【八角柱】
底面が八角形の角柱。
はっかく‐どう【八角堂】
八角形に造られた仏堂。法隆寺の夢殿や興福寺の北円堂など。多くは阿弥陀仏・観音菩薩(かんのんぼさつ)などを安置する。
はっかく‐ふん【八角墳】
平面形が八角形の古墳。奈良県明日香村の檜隈大内陵(ひのくまおおうちのみささぎ)など。
はっ‐かけ【八掛】
袷(あわせ)長着の裏裾に用いる布。前後身頃(みごろ)の裾に4布、衽(おくみ)に2布、襟先に2布、合わせて8枚あるのでいう。裾取り。裾回し。
はっか‐ちょう【八哥鳥】
ムクドリ科の鳥。全長27センチくらい。全体に黒色で、翼に白斑があり、額に冠羽をもつ。飼い鳥とされ、よく人になれる。中国・東南アジアに分布し、台湾の亜種を加令(カーレン)とよぶ。小九官鳥。ははちょう。
はち‐かんじごく【八寒地獄】
⇒はっかんじごく(八寒地獄)