やえ‐やまぶき【八重山吹】
ヤマブキの一品種。花期が遅く、花のしべが花びらに変わり八重咲きとなったもので、実はできない。《季 春》
やお【八尾】
大阪府中部の市。大阪市の東に隣接し、住宅地。軽工業も行われる。大信寺(だいしんじ)・久宝寺(きゅうほうじ)の寺内町として発展。人口26.9万(2010)。
やお【八尾】
狂言。罪人が六道の辻で閻魔(えんま)に会い、地獄へ落とされそうになるが、八尾地蔵からの手紙を見せて、極楽浄土へ送られる。
や‐お【八百】
百の八倍。はっぴゃく。また、非常に数の多いこと。多く、名詞に付いて接頭語的に用いられる。「—日(か)」「—丹(に)よし」
やお‐あい【八百会ひ】
数多くのものが集まり合うこと。また、その場所。特に、潮流が集まる所。「八潮道(やしほぢ)の潮の—」〈祝詞・六月晦大祓〉
やお‐え【八百重】
幾重にも重なっていること。非常に遠く隔たっていること。また、その場所。「滄海原(あをうなはら)の潮の—を治(しら)すべし」〈神代紀・上〉
やお‐か【八百日】
多くの日数。「—行く浜の沙(まなご)も我(あ)が恋にあにまさらじか沖つ島守」〈万・五九六〉
やお‐くうこう【八尾空港】
大阪府八尾市にある空港。設置・管理者は国土交通大臣。昭和35年(1960)開港。
やお‐し【八尾市】
⇒八尾
やお‐ちょう【八百長】
《相撲会所に出入りしていた長兵衛という八百屋(通称八百長)が、ある相撲の年寄と碁(ご)を打つ際に、いつも1勝1敗になるように手加減していたことからという》 1 勝負事で、前もって勝敗を打ち合わせ...