だいとうあ‐きょうえいけん【大東亜共栄圏】
太平洋戦争下、日本が唱えた標語。欧米の植民地支配にかわって日本を中心として東亜の諸民族による共存共栄を樹立することを掲げ、日本のアジア支配を正当化しようとしたもの。
だえん‐の‐りろん【楕円の理論】
大平正芳が唱えた政治理念。国や社会は中心が1つの円でなく、2つの焦点2を持つ楕円のような在り方だと安定するとした。保守・革新、タカ派・ハト派など、対立する思潮がともに牽制しつつ共存することで、全...
ちゅうソ‐ろんそう【中ソ論争】
中国・ソ連の両共産党間の国際共産主義運動の原則などをめぐる論争。1956年のスターリン批判・平和共存路線を発端として、1960年ごろから公然化。国家間の政治的対立へと発展し、1969年には国境で...
ちょうないさいきん‐そう【腸内細菌叢】
ヒトや動物の腸内で一定のバランスを保ちながら共存している多種多様な腸内細菌の集まり。腸内フローラ。
ディンゴ【dingo】
《「ジンゴ」とも》イヌ科の哺乳類。体長約60センチでオオカミより小形。吻(ふん)が長く、耳が立ち、尾は巻かず、毛は黄褐色で短毛。オーストラリアに分布し、有史以前すでに人類と共存関係にあったと考え...
ディーがたかんえん‐ウイルス【D型肝炎ウイルス】
D型肝炎の原因となる肝炎ウイルス。RNAをゲノムとするRNAウイルスで、血液・体液を介して感染する。B型肝炎ウイルスが共存している場合にだけ増殖できる不完全ウイルスであるため、B型肝炎患者にしか...
デタント【(フランス)détente】
《緩和の意》緊張緩和。特に、第二次大戦後、冷戦とよばれる対立関係にあった米ソ両国や欧州の東西両陣営が、1970年代に平和的共存を目指して試みた協調的な動きをいう。
にこっか‐きょうそん【二国家共存】
パレスチナ国家を樹立してイスラエルとの共存を図り、中東和平を実現しようとする構想。2003年に米国・ロシア・EU・国連がロードマップ(行程表)を提案。イスラエル・パレスチナ両政府も合意し、和平へ...
ネーチャー‐ゲーム【nature game】
さまざまなゲームをしながら体全体で自然と触れ合うことによって、人間と自然の共存の大切さを子供たちに実感させる教育手段。アメリカのナチュラリストであるジョセフ=コーネルが考案した。
ビタミン‐ディー【ビタミンD】
脂溶性ビタミンの一。肝油・卵黄・バターなどにビタミンAと共存して含まれ、D2・D3の活性が高い。カルシウム・燐(りん)の吸収を促進する作用をもつ。欠乏すると佝僂病(くるびょう)や骨・歯の発育不良...