へいたん‐せん【兵站線】
本国と戦場を連絡する輸送連絡路。
へいたん‐びょういん【兵站病院】
兵站地にある病院。軍人・軍属の傷病者を収容し、原隊に復帰できるよう治療する。
兵端(へいたん)を開(ひら)・く
戦争を始める。戦端を開く。「国境線で—・く」
へい‐だん【兵団】
1 兵士を一団に組織したもの。 2 戦時、師団をいくつか合わせて、独立して作戦ができるように編制した部隊。
へい‐ちょう【兵長】
旧日本陸軍で、兵の最上位の階級。上等兵の上、伍長の下。旧日本海軍では、二等兵曹の下。
へい‐なん【兵難】
戦争によって受ける災難。戦災。兵災。「其—を避んとして」〈逍遥・当世書生気質〉
兵(へい)に常勢(じょうせい)無(な)し
《「孫子」虚実から》戦争は、敵情に応じて臨機応変に行うべきで、こうすべきだという決まったやり方はない。
へい‐のう【兵農】
兵士と農民。
へいのう‐ぶんり【兵農分離】
戦国時代から江戸初期にかけて行われた、武士と農民の身分的分離政策。戦国大名は武士の城下町集住や検地による農民身分の確定で両者の分離に努めたが、豊臣秀吉は天正16年(1588)刀狩り令によって兵と...
兵(へい)は神速(しんそく)を貴(たっと)ぶ
《「魏志」郭嘉伝から》戦争では、何事も迅速に処理することが大切である。