ひょう‐じょう【兵仗】
1 武器。戦闘用の実用の武器。儀仗に対していう。 2 武器を持った武官である随身(ずいじん)・内舎人(うどねり)などの称。
へい‐じょう【兵仗】
⇒ひょうじょう(兵仗)
ひょうじょう‐せんげ【兵仗宣下】
文官が随身(ずいじん)を召し連れることを勅許されること。
ひょう‐ぶ【兵部】
「兵部省」の略。
ひょうぶ‐きょう【兵部卿】
兵部省の長官。
ひょうぶ‐しょう【兵部省】
1 律令制で、太政官(だいじょうかん)八省の一。諸国の兵士・軍旅・兵馬・城・兵器などに関することをつかさどった。つわもののつかさ。 2 明治2年(1869)に置かれた六省の一。同5年に陸軍省・海...
ひょうま‐し【兵馬司】
律令制で、兵部省に属し、牧馬・兵馬・駅伝の馬、その他公私の馬牛のことをつかさどった役所。大同3年(808)馬寮(めりょう)に合併。つわもののうまのつかさ。
ひょう‐ろう【兵糧/兵粮】
1 陣中における軍隊の食糧。「—が尽きる」 2 一般に、食糧。また、活力のもとになるもの。
ひょうろう‐ぜめ【兵糧攻め】
敵の食糧補給路を断ち、兵糧を欠乏させることによって打ち負かす攻め方。食(じき)攻め。
ひょうろう‐まい【兵糧米】
戦時の兵糧に当てる米。特に中世、その目的で諸国に課徴した米。