じょう‐へい【城兵】
城を守る兵士。
すい‐へい【水兵】
海軍に所属する兵士。
素引(すび)きの精兵(せいびょう)
《素引きをする姿だけはりっぱにみえるところから》理論には強いが、実戦には役に立たない者。「—、畠水練の言(ことば)におづる人非じ」〈太平記・二九〉
ずい‐ひょう【随兵】
《「ずいびょう」とも》 1 供として連れる兵士。随行の兵。 2 平安末期から鎌倉初期にかけて、検非違使(けびいし)に従って治安の維持に当たった騎兵。 3 中世、将軍の外出のとき、その前後を警護し...
せい‐びょう【精兵】
1 弓を引く力の強いこと。また、その者。⇔小兵(こひょう)。「競(きほふ)はもとより勝(すぐ)れたる強弓(つよゆみ)—、矢継早の手きき」〈平家・四〉 2 「せいへい(精兵)」に同じ。「—アマタ討...
せい‐へい【正兵】
奇策などによらず正々堂々と陣を張って戦う軍隊。⇔奇兵。
せい‐へい【生兵】
1 まだ戦いに参加しない新手(あらて)の兵。 2 まだ訓練を受けていない兵。
せい‐へい【精兵】
えりすぐった強い兵士。せいびょう。
せん‐ぺい【尖兵/先兵】
1 軍隊の行動中、本隊の前方にあって警戒・偵察の任に当たる小部隊。 2 他に先がけて、その分野・場所などに進出する人。「市場参入の—となる」
ぜん‐ぺい【前兵】
旧日本陸軍で、大部隊の行軍中の警戒部隊の一。ふつう大隊単位で編制され、前衛のさらに前方にあって警戒を行う。