そのば‐のがれ【其の場逃れ】
「其の場凌(しの)ぎ」に同じ。「—のうそ」
その‐ひ【其の日】
1 その当日。「—は寒かった」 2 さしあたっての今日。今日現在。「—の暮らしに追われる」
そのひ‐かせぎ【其の日稼ぎ】
定職がなく、その日の都合であちこちで稼ぐこと。
そのひ‐ぐらし【其の日暮(ら)し】
1 その日の収入で、その日をやっと過ごすこと。また、そのような余裕のない生活。 2 目的や理想もなく、毎日を何となく過ごせればそれでいいという生き方。「—の怠惰な生き方」
そのひ‐すぎ【其の日過ぎ】
「其の日暮らし」に同じ。「—の貧しき者、稼げども稼げども一升の米の価をだに儲(まう)けかね」〈仮・浮世物語・二〉
そのひ‐そのひ【其の日其の日】
1日1日。毎日毎日。「—を大切に生きる」
その‐ひと【其の人】
[名] 1 人を表す語の下に付けて、それを強調する。ほかならぬその人。当人。「最初に逃亡したのは、ほかでもない司令官—だった」 2 その分野ですぐれた力をもっている人。その分野で著名な人。「政...
そのふくろ【其袋】
俳諧集。服部嵐雪編。元禄3年(1690)刊。2冊。江戸蕉門の俳人の句を主に収録。
その‐ぶん【其の分】
1 その程度。それだけのこと。また、そうした事情。「—ではまず失敗するだろう」 2 それに相当する分。「休みをとった—あとでがんばらなくてはいけない」
その‐へん【其の辺】
1 そのあたり。その近く。「—を散歩してこよう」 2 その程度。それくらい。「—でやめたほうがいい」 3 そういった方面のこと。そういう点。「—の事情がわからない」