てん‐やく【典薬】
1 「典薬寮」の略。 2 「典薬頭(てんやくのかみ)」の略。
てん‐やく【典鑰/典鎰】
律令制で、中務(なかつかさ)省に属し、監物(けんもつ)とともに諸司の倉の鍵をつかさどった役。鎰取(かぎとり)。かぎのつかさ。
てんやく‐の‐かみ【典薬頭】
1 典薬寮の長官。くすりのかみ。 2 江戸幕府の職名。若年寄に属し、官医の最上位。
てんやく‐りょう【典薬寮】
律令制で、宮内省に属し、宮中の医薬・薬園などに関することをつかさどった役所。くすりのつかさ。
てん‐れい【典令】
法律や命令。
てん‐れい【典例】
よりどころとなる先例。
てん‐れい【典礼】
1 定められた儀礼や儀式。「即位の—」 2 特に、キリスト教の教会が行う公の礼拝・儀式。
てん‐れい【典麗】
[名・形動]きちんと整っていて美しいこと。また、そのさま。「—な姿」
てんれい‐もんだい【典礼問題】
カトリック教会の清朝中国での布教に際して、中国の信者に対して伝統的な祖先崇拝・孔子崇拝などの儀礼(典礼)をどの程度認めるかについて行われた論争。教皇が典礼への参加を禁止したため、雍正帝のキリスト...
てんろん【典論】
中国の文学書。もと5巻20編。魏(ぎ)の文帝曹丕(そうひ)撰。文学や文体を本格的に論じた最初の図書。自叙文と「文選」に引用された「論文」のみが残っている。典論論文。