か・ぬ【兼ぬ】
[動ナ下二]「か(兼)ねる」の文語形。
かね‐あい【兼(ね)合い】
1 二つのものがうまくつりあいを保つこと。均衡。平均。「予算との—で決める」 2 よい程合。「見込みの—、はづれけん」〈浄・薩摩歌〉
かね‐あ・う【兼(ね)合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 両方がうまくつりあう。「需要と供給がうまく—・う」 2 互いに気がねをする。「兄弟心を—・ひて」〈浄・歌軍法〉
かね‐がね【予予/兼ね兼ね】
[副]以前から。かねて。「おうわさは—承っておりました」
かね‐ごと【予言/兼ね言】
前もって言いおいた言葉。約束の言葉。「思ひいでよ誰が—の末ならむ昨日の雲のあとの山風」〈新古今・恋四〉
かね‐せんじ【兼ね宣旨】
⇒兼宣旨(けんせんじ)
かね‐そな・える【兼(ね)備える】
[動ア下一][文]かねそな・ふ[ハ下二]二つ以上のものを合わせ持っている。兼備する。「知力と体力を—・える」
かねたか‐かおる【兼高かおる】
[1928〜2019]旅行家・旅行ジャーナリスト。本名、ローズ。昭和33年(1958)飛行機の乗り継ぎにより、当時の世界最短記録となる73時間9分35秒で世界一周を達成。その後は海外紀行番組のナ...
かね‐て【予て/兼ねて】
[副]《の一語化》 1 以前から。前から。前もって。かねがね。名詞的にも用いる。「—聞いていたとおり」「—(から)の望み」「—より予期していたことだ」 2 以前に。前に。かつて。「—敬之進と...
かね◦ない【兼ねない】
[連語]⇒兼ねる4㋑