かわち‐もめん【河内木綿】
河内地方で織られた、地厚な白木綿。帯芯・法被(はっぴ)・足袋・のれんなどに使われた。
がい‐ぜん【駭然】
[ト・タル][文][形動タリ]ひどく驚くさま。びっくりするさま。愕然(がくぜん)。「皆人目を見張りて—たり」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
がい‐ち【外地】
1 日本の国土からみて、外国の土地。 2 第二次大戦敗戦前に、本土以外の日本領土を呼んだ語。朝鮮半島・台湾など。⇔内地。
きょう‐わ【協和】
[名](スル) 1 心を合わせ仲よくすること。「上下—して相仮借し」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉 2 同時に鳴らした二つ以上の音が、よく調和して響くこと。
きよかわ‐だし【清川だし】
山形県庄内地方の清川付近に吹く局地風。奥羽山脈を抜けた風が出羽山地で収束し、庄内平野において強風となる。夏に多く、しばしばイネの生育に悪影響を及ぼす。 [補説]やまじ風、広戸風と合わせ、日本三大...
ぎょう‐つう【暁通】
[名](スル)よく知っていること。精通していること。通暁。「内地に在て事情に—する者が、精確の報道を為さば」〈雪嶺・真善美日本人〉
くらい‐よ・う【食らい酔う】
[動ワ五(ハ四)]大酒を飲んで酔っぱらう。「酒に—・って居ると見えて」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
ぐんない‐おり【郡内織】
山梨県郡内地方で産出する織物。多くは絹織物の甲斐絹(かいき)をさす。
こう‐こう【耿耿】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 光が明るく輝くさま。「洋灯(ランプ)が—と輝いて居る」〈独歩・忘れえぬ人々〉 2 気にかかることがあって、心が安らかでないさま。「転(うた)た—と神(しん)す...
こう‐しゅ【校主】
学校の経営責任者。「—の精神に出たりとぞ聞えし」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉