ふ‐げん【富源】
財を生み出すもと。富を生じる資源。「豊富なる北海の—」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
ふな‐やまい【船病】
「船酔(ふなよ)い」に同じ。「—の悩悶も忘れつ」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
へき‐けん【僻見】
公平でない、かたよった見解。偏見。「先入の—を去り」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
べん‐ぜつ【弁説/辨説/辯説】
[名](スル)物事の道理を説き明かすこと。「一々近接なる適例を列挙し、丁寧反復して—せり」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
ほう‐てい【鵬程】
《鵬(おおとり)の飛んでいく道のりの意から》遠いはるかな道のり。「蒸気船に身を託して、万里の—を渡らんには」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
みんでん‐なす【民田茄子】
山形県庄内地方特産の、小粒で丸いナス。漬け物に向き、一夜漬け・からし漬けが美味。
やまと‐せいけん【大和政権】
大和および河内(かわち)を中心とする諸豪族の連合政権。大王(おおきみ)とよばれる首長を盟主に、畿内地方から4世紀中ごろには西日本を統一し、4世紀末には朝鮮に進出。種々の技術を持つ渡来人を登用し、...
やまと‐むね【大和棟】
奈良県・大阪府河内地方・三重県伊賀地方で行われた民家の一形式。急な勾配の藁葺(わらぶ)き屋根の両妻部分を瓦葺きにして、一段低く緩勾配の屋根を設けたもの。高塀造(たかへづくり)。
ゆ‐えい【輸贏】
「しゅえい(輸贏)」の慣用読み。「ましてや実際の活戦場に、—を相争う実業家にあっては」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
りき‐えき【力役】
1 体力を要する仕事。力仕事。肉体労働。りょくえき。「総ての—に争うて従事し」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉 2 ⇒りきやく(力役)