ふゆ‐の‐じだい【冬の時代】
文化や産業などが低迷している状態。特に、一度隆盛をみたものが衰え、低調になるさま。「業界に—が訪れる」
ふゆのたび【冬の旅】
《原題、(ドイツ)Winterreise》シューベルトの歌曲集。1827年の作。W=ミュラーの詩に基づく。24曲からなり、第5曲の「菩提樹」は特に有名。本作と「美しき水車小屋の娘」「白鳥の歌」は...
ふゆ‐の‐だいさんかく【冬の大三角】
《「冬の大三角形」とも》オリオン座のベテルギウス、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結んでできる三角形。→夏の大三角 →冬のダイヤモンド
ふゆ‐の‐ダイヤモンド【冬のダイヤモンド】
おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、ふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座のアルデバラン、オリオン座のリゲルを結んでできる六角形をいう。ふたご座のカストルを加えて七角形とする...
ふゆ‐の‐だいろっかく【冬の大六角】
⇒冬のダイヤモンド
ふゆのはえ【冬の蠅】
梶井基次郎の短編小説。昭和3年(1928)「創作月刊」誌に発表。
ふゆ‐の‐はなわらび【冬の花蕨】
ハナヤスリ科の多年草。林内などで秋・冬にみられるシダ。根茎から1本の茎が伸び、栄養葉と胞子葉に分かれる。栄養葉は羽状複葉。胞子は軸に2列につく。《季 冬》
ふゆのひ【冬の日】
江戸前期の連句集。1冊。山本荷兮(やまもとかけい)編。貞享2年(1685)刊。芭蕉の指導のもとに尾張の蕉門が催した歌仙5巻と追加6句からなる。俳諧七部集の一。
ふゆのほん【冬の本】
松浦寿輝の詩集。昭和62年(1987)刊。第18回高見順賞受賞。
ふゆのやど【冬の宿】
阿部知二の長編小説。昭和11年(1936)刊。昭和13年(1938)、豊田四郎監督により映画化。