ひや‐どうふ【冷(や)豆腐】
「冷や奴(やっこ)」に同じ。
ひや‐ひや【冷や冷や】
[副](スル) 1 肌につめたく感じるさま。「—(と)した夜風」 2 心配し、恐れるさま。「いつ見つかるかと—した」
ひや‐みず【冷(や)水】
1 冷たい水。れいすい。ひや。「年寄りの—」 2 冷たい水に白砂糖と白玉を入れたもの。江戸時代、夏に市中で売られた。
冷(ひ)や水(みず)を浴(あ)び・せる
意気込んでいる人に、まるで冷水をかけるように、元気を失わせるような言動をする。
ひや‐むぎ【冷(や)麦】
細打ちにしたうどんを冷水や氷で冷やし、つゆをつけて食べるもの。《季 夏》「—や嵐のわたる膳の上/支考」→素麺(そうめん)
ひや‐めし【冷(や)飯】
1 冷えた飯。 2 「冷や飯食い」の略。
ひやめし‐ぐい【冷(や)飯食い】
1 他人の家に寄食する人。居候(いそうろう)。 2 冷遇されている人。 3 長男が家督を継ぐものとされていた時代、次男以下の男子の俗称。
ひやめし‐ぞうり【冷(や)飯草履】
緒も台もわらで作った粗末なわら草履。
冷(ひ)や飯(めし)を食(く)・う
1 冷遇される。「上司にねたまれ—・わされる」 2 居候をする。
ひや‐やか【冷(や)やか】
[形動][文][ナリ] 1 つめたく感じられるさま。「—な山の空気」《季 秋》「暁の—な雲流れけり/子規」 2 態度が冷淡であるさま。「—な目つき」 3 落ち着いていて物に動じないさま。冷静なさ...