だし‐ばり【出し梁】
小屋組みで、小屋梁に続いて軒桁(のきげた)の位置より先へ長く差し出した梁。
だし‐ふづくえ【出し文机】
⇒出(いだ)し文机(ふづくえ)
だし‐べい【出し塀】
射撃や物見の便宜のために、また下から登りにくくするために、城郭の塀の一部を外へ突き出すように築いたもの。
だし‐まえ【出し前】
費用を分担するときの、その人の負担すべき費用。
だし‐まき【出し巻(き)】
「出し巻き卵」の略。
だしまき‐たまご【出し巻(き)卵】
鶏卵をかきまぜたものにだし汁を加え、鍋に薄く広げて巻き取るように焼いた料理。だしまき。
だし‐もの【出し物】
1 (「演し物」とも書く)演劇・演芸などで上演する作品や種目。演目。 2 その演者の最も得意とする演目。 3 料理屋などの、客に出す飲食物。「帳場でも間違えれば—も後れる」〈二葉亭・浮雲〉
だし‐やぐら【出し矢倉/出し櫓】
1 城郭の外に張り出して造られたやぐら。 2 肩にかついで移動できる簡単なやぐら。かきやぐら。 3 和船の舳先(へさき)や艫(とも)に突き出して造られたやぐら。出し屋根。
だし‐わり【出し割(り)】
醤油・酢などをだし汁で薄めたもの。あえ物・つけ汁にする。
で‐しな【出しな】
出かけようとする時。出ぎわ。出がけ。「—に客が来る」