くち‐あみ【口網】
1 語義未詳。土佐日記の「かの人人の、口網も諸持ちにて、この海辺にて、担ひ出だせる歌」の部分では、漁師がそろって網をかつぎ出すように、人々がそろって歌を詠むようすを表現したものといわれる。 2 ...
くち‐ぐち【口口】
1 大ぜいの人がそれぞれ口に出して言うこと。「—に不平を言う」 2 あちらこちらの出入り口。「ビルの—に警備の人がいる」
くち‐ばん【口番】
劇場の楽屋の出入り口で番をする人。
くち‐もと【口元/口許】
[名] 1 口のあたり。口。「—がほころぶ」 2 口のあたりのようす。口つき。「母親似の—」 3 出入り口。はいり口。転じて、物事の初め。初歩。「木のほらの—らしく」〈浜田・むく鳥のゆめ〉
...
くるま‐まわし【車回し】
門と玄関または車寄せとの間に設けられた円形または長円形の小庭園。車の出入りが容易にできるようにつくられたもの。
くろふね‐ちゅうえもん【黒船忠右衛門】
歌舞伎・浄瑠璃で、享保(1716〜1736)ごろの大坂堂島の侠客(きょうかく)根津四郎右衛門を劇化した人物の名。「黒船出入湊(くろふねでいりのみなと)」などの多くの作品がある。
けいざい‐せいさい【経済制裁】
国際法に違反した国などに対し、経済的手段によって制裁を加えること。輸出入の制限または禁止、経済関係条約(通商条約など)の停止、対象国の在外資産の凍結、航空機や船舶の乗り入れ制限または禁止などの外...
けいじょう‐とりひき【経常取引】
資本取引以外の国際間取引。商品の輸出入代金・運賃・保険料・利子・配当金・贈与金・賠償金などの受け払いが含まれる。
けっ‐かい【結界】
1 仏語。 ㋐教団内の僧が戒律を犯さないように一定の区域を制限すること。また、その区域。外からの出入りを制限する摂僧界(しょうそうかい)、衣を脱いでも過ちとならない摂衣界(しょうえかい)、食物の...
け‐らい【家来】
1 主君や主家に仕える者。家臣。従者。 2 親・尊族を敬い礼を尽くすこと。転じて、他人に礼を尽くすこと。「文籍(ぶんせき)にも—といふことあるべくや」〈源・藤裏葉〉 3 朝廷の公事(くじ)や故実...